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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、リスク回避のユーロ売り縮小も
2019/2/2 14:44
FISCO
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*14:44JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、リスク回避のユーロ売り縮小も ■やや強含み、米利上げ一時休止観測でユーロ買い継続 先週のユーロ・ドルはやや強含み。米利上げ休止の思惑が広がったことから、ユーロ買い・米ドル売りが優勢となった。1月米雇用統計は市場予想を上回ったことや、ユーロ圏の成長減速などを意識したユーロ売りも観測されており、ユーロ買い・米ドル売りは週末前にやや一服した。取引レンジ:1.1390ドル-1.1514ドル。 ■下げ渋りか、米利上げ休止の可能性残る 今週のユーロ・ドルは下げ渋りか。12月生産者物価指数や12月小売売上高などユーロ圏の経済指標が低調だった場合、景気減速懸念が広がりやすい。節目の1.15ドル以上は利益確定売りが増えるとみられているが、米連邦準備制度理事会(FRB)は利上げを休止する可能性は残されており、ユーロ売り・米ドル買いがすみやかに拡大する可能性は低いとみられる。 予想レンジ:1.1350ドル−1.1550ドル ■強含み、米中協議進展への期待残る 先週のユーロ・円は強含み。米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ休止を示唆したことから、ユーロ買い・米ドル売りが活発となり、この影響でユーロは対円でも強い動きを見せた。ユーロ圏経済の減速傾向は続いているものの、米中貿易協議の進展が期待されたことはユーロ買い・円売りを促す一因となったようだ。取引レンジ:124円37銭−125円74銭 ■下げ渋りか、リスク回避のユーロ売り縮小も 今週のユーロ・円は下げ渋りか。米利上げ休止の思惑はやや後退したが、現時点でリスク回避のユーロ売りは抑制されている。欧米、アジア諸国の株式が強含みとなった場合、ユーロは対円でも下げづらくなりそうだ。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・4日:12月生産者物価コア指数 ・5日:12月小売売上高 予想レンジ:124円00銭−126円50銭 《FA》
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