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市場の落ち着きから個人主体の中小型株物色が次第に活発化【クロージング】

2018/11/7 16:15 FISCO
*16:15JST 市場の落ち着きから個人主体の中小型株物色が次第に活発化【クロージング】 7日の日経平均は反落。61.95円安の22085.80円(出来高概算16億8000万株)で取引を終えた。米中間選挙の行方に市場の関心が集まる中、選挙結果を睨みながらの相場展開となった。大勢が明らかになるなか、予想された結果との見方からイベント通過を意識した物色が強まり、前引け間際には22444.65円まで上げ幅を広げる展開をみせた。ただし、米ねじれ議会を受けた米国市場の反応を見極めたいとのムードも強く、後場は次第にポジション調整の流れが優勢となり、結局は小幅に下落して取引を終えている。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは原油相場の下落影響やJXTG<5020>の決算後の乱高下を受けて、石油石炭が4%を超える下落。鉱業、保険、卸売、非鉄金属、金属製品の弱さが目立つ。一方で、情報通信、不動産、その他製品、パルプ紙がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、決算が嫌気されたダイキン<6367>が重石となる半面、ファーストリテ<9983>が大幅上昇となり、下支えとなっている。 日経平均は一時300円近い上昇をみせたが、25日線に上値を抑えられる格好となった。引けにかけてはじりじりと値を下げる展開であったが、中間選挙の結果を受けた米国市場の反応を見極めたいとの様子見ムードもあったとみられ、短期的なポジション調整が中心であろう。また、中間選挙に関心が集まるものの、決算発表がピークを迎えている中では積極的なポジションは取りづらい需給状況でもある。インデックスに絡んだ売買から振らされやすいところであり、大引けにかけての失速は、それ程嫌気される流れにはなりづらいと考えられる。 一方で、サンバイオ<4592>が連日でストップ高を付ける中で、マザーズ指数の強さが目立つ。米中間選挙の重大イベントが通過したこともあり、市場の落ち着きから個人主体の中小型株物色が次第に活発化しやすいだろう。物色対象には広がりがみられず、大引けにかけて値を消す銘柄も目立っているが、資金の回転が速い需給状況といったところである。相場の落ち着きとともに、売られ過ぎの銘柄などへはリバウンドを意識した資金流入が増えてくることになりそうだ。 《CN》
関連銘柄 4件
4592 東証グロース
1,362
9/25 15:00
+124(10.02%)
時価総額 93,473百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
5020 東証プライム
799.7
9/25 15:00
+4.6(0.58%)
時価総額 2,583,257百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6367 東証プライム
18,840
9/25 15:00
+610(3.35%)
時価総額 5,522,268百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
9983 東証プライム
47,100
9/25 15:00
-830(-1.73%)
時価総額 14,988,209百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10