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前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引

2018/11/6 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが日経平均をけん引 6日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ソフトバンクGが日経平均をけん引 ■前場の注目材料:ソフトバンクG、2Q営業利益1兆4207億円、コンセンサスを大きく上回る ■トヨタ、マツダと部品連携、両社系列、米に共同で新工場 ■ソフトバンクGが日経平均をけん引 6日の日本株市場は、ソフトバンクG<9984>がけん引役となる格好から、底堅い相場展開が意識されそうだ。ソフトバンクGが発表した第2四半期決算は、営業利益が前年同期比62.4%増の1兆4207億円だった。営業利益のコンセンサス(8000億円程度)を大きく上回った。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの株式評価益のほか、英半導体設計アーム・ホールディングスの中国事業の非連結子会社化に伴う一時益の計上などが寄与。また、孫社長は決算会見で「ビジョン・ファンドを除いても、順調に毎年伸びている」と強調。ADR市場では300円を超える上昇となっており、日経平均をけん引する格好になりそうだ。 また、米国市場ではNYダウが190ドル超の上昇となった。6日に投開票を控える米中間選挙や、7日から始まるFOMCを見極めたいとの思惑から小動きとはなっているが、米中間選挙での波乱はないとの見方から、ショートカバーが優勢になりやすいところでもある。もっとも、米アップルは、10月から販売を開始した低価格の液晶ディスプレー版「iPhone XR」増産計画中止を委託先に要請したとの報道からアップルのほか、半導体関連が総じて軟調となっており、これが重石になる可能性はある。 そのため、日経平均は買い先行で始まった後は、22000円処での底堅い値動きになりそうだ。一方で、昨日のマザーズ指数は上げ幅を縮めたものの、1.6%の上昇と強い動きをみせている。物色対象に広がりは見られていないものの、個別に強い動きもみせてきている。これまでの大幅な調整局面、その後の下げ渋りによっていったん需給整理はピークを通過したとみられ、短期的な売買が中心ながらも落ち着きがみられてくる可能性がある。小型株ファンドの募集開始も需給面での下支えとして意識されやすいところであろう。需給懸念が完全に払しょくされた訳ではないが、米中間選挙を見極めたい中で、短期資金は中小型株に向かいやすいだろう。 ■ソフトバンクG、2Q営業利益1兆4207億円、コンセンサスを大きく上回る ソフトバンクG<9984>は5日、第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比5.5%増の4兆6538億円、営業利益が同62.4%増の1兆4207億円だった。営業利益のコンセンサス(8000億円程度)を大きく上回った。ソフトバンク・ビジョン・ファンドの株式評価益のほか、英半導体設計アーム・ホールディングスの中国事業の非連結子会社化に伴う一時益の計上などが寄与。また、孫社長は決算会見で「ビジョン・ファンドを除いても、順調に毎年伸びている」と強調した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(25461.70、+190.87) ・シカゴ日経225先物は上昇(21990、大阪比+120) ・米長期金利は低下 ・補正予算への期待 ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・トヨタ<7203>マツダ<7261>と部品連携、両社系列、米に共同で新工場 ・DMG森精<6141>ボールネジ生産刷新、リードタイム短縮 ・クラリオン<6796>中国から生産移管、米向けカーナビ、日本に ・日東工<6651>北川工業<6896>を買収、281億円、EMC技術取り込む ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 9月家計調査・消費支出(前年比+1.5%、8月:+2.8%) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 7件
6141 東証プライム
2,592
11/26 15:30
-40(-1.52%)
時価総額 367,950百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6651 東証プライム
2,889
11/26 15:30
-18(-0.62%)
時価総額 116,883百万円
高圧受電設備や分電盤、光接続箱、ブレーカ、開閉器、電気自動車用充電器等の製造・販売を行う。愛知県長久手市に本社。標準品の製品点数は約3万5000点。27.3期売上高2000億円目標。コア事業の強靭化図る。 記:2024/08/10
6796 東証1部
2,495
3/22 15:00
+1(0.04%)
時価総額 141,090百万円
車載機器メーカー。カーナビ、カーオーディオ、車載用カメラ等を手掛ける。日立グループ。業務用車載システムはバス機器分野でトップシェア。仏フォルシアの子会社がTOB開始。日本低調。19.3期3Qは業績苦戦。 記:2019/01/30
6896 名証2部
3,935
3/20 15:10
+15(0.38%)
時価総額 51,470百万円
工業用の樹脂部品や電磁波対策製品、防振製品などが主力。生産の多くを外部に委託。電機市場向け製品が支柱。自動車関連の拡大に力注ぐ。19.3期3Qは増収増益。取引先の日東工業によるがTOB成立し、上場廃止へ。 記:2019/03/05
7203 東証プライム
2,667.5
11/26 15:30
-27(-1%)
時価総額 42,133,128百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7261 東証プライム
999.9
11/26 15:30
-1.1(-0.11%)
時価総額 631,741百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
9984 東証プライム
8,844
11/26 15:30
-30(-0.34%)
時価総額 13,000,636百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17