マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,313.00
+137.89
暗号資産
FISCO BTC Index
9/30 2:37:42
9,374,315
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

通信各社悪役もいったんは売りが出やすいところ【クロージング】

2018/11/1 16:08 FISCO
*16:08JST 通信各社悪役もいったんは売りが出やすいところ【クロージング】 1日の日経平均は大幅反落。232.81円安の21687.65円(出来高概算17億8000万株)で取引を終えた。小幅に反落して始まった日経平均だったが、通信株が大きく値を下げる中、次第に戻り待ちの売り圧力のほか、直近の上昇に対する短期筋の利益確定の流れが強まる相場展開となった。また、中小型株への物色が強まる局面もみられたが、日経平均が下げ幅を広げる中でマザーズ指数もプラス圏をキープできず、次第に戻り売りの流れが強まっていた。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは情報通信の下落率が8%を超えたほか、金属製品、石油石炭、医薬品、パルプ紙、空運、証券の弱さが目立った。一方で、保険、不動産、倉庫運輸、精密機器、建設が小じっかりだった。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ソフトバンクG<9984>、日東電<6988>、東エレク<8035>の4社で日経平均を約250円超下押している。一方で、ファーストリテ<9983>、TDK<6762>が下支える格好。 NTTドコモ<9437>が通信料金を2-4割下げる方針を示したことで、改めて通信各社への売り圧力が強まった。NTTドコモについてはコンセンサスを上回る決算内容や自社株取得の発表が評価材料となっていただけに、「大幅値下げ」表明で嫌気売りが強まった格好となっている。通信各社の下落幅が想定以上に厳しいこともあり、相場全体への重石にもなっていたようである。 もっとも、日経平均は直近2日間で770円超上昇しており、10月25日に空けていたマド(21700-21900円処)を埋めており、節目の22000円を目前にいったんは利食いも出やすいところであろう。5日線は上回っており、同水準での底固めをしつつ、節目の22000円突破を意識したスタンスは継続であろう。また、指数インパクトの大きいところについても、決算を受けた反応が大きい。決算が本格化する中で積極的な参加者は限られていることもあり、決算を手掛かりとした個別対応の物色は続こう。 また、中小型株は前場半ば辺りからダレる格好だったが、短期の値幅取り狙いの資金が中心であり、いったん値動きが鈍ると、資金の逃げ足も速い。強いトレンドが続いている銘柄での日替わり的な物色がしばらく続きそうである。 《CN》
関連銘柄 7件
6762 東証プライム
1,970.5
9/27 15:00
-7,622.5(-79.46%)
時価総額 3,830,376百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6988 東証プライム
2,598
9/27 15:00
-9,942(-79.28%)
時価総額 1,836,165百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(6.66%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(-1.22%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17