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信越化、コマツに続き、明日はソニーの好反応に期待【クロージング】

2018/10/30 16:16 FISCO
*16:16JST 信越化、コマツに続き、明日はソニーの好反応に期待【クロージング】 30日の日経平均は大幅反発。307.49円高の21457.29円(出来高概算22億株)で取引を終えた。米株安の流れを受けて売り先行で始まったが、その後早い段階で切り返す格好となった。上方修正を発表したコマツ<6301>が強含みとなったことが中国関連への買い戻しを誘ったほか、下方修正を発表したファナック<6954>が買われたこともセンチメントを明るくさせた。また、中小型株では需給悪化が警戒される中、代表的なテリロジー<3356>がストップ高となったことで、売り込まれていた中小型株を見直す流れにもつながっている。その他、需給要因ではTOPIXのリバランスを大引けで控える中で、これを意識した先回り的な動きも日経平均を押し上げる格好となったようである。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは鉱業、電力ガス、不動産が下げた他は30業種が上昇しており、パルプ紙、その他金融、電気機器、サービス、機械、銀行、精密機器、鉄鋼の強さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック、リクルートHD<6098>、信越化<4063>、テルモ<4543>がけん引。 日経平均は一時21500円を回復する局面をみせており、5日線を捉えてきている。アジア市場の上昇のほか、米株先物が強含みに推移していたことも安心感につながった感はある。もっとも自律反発の域は脱しておらず、先週空けたマド(21700-21900円レベル)を埋めて、22000円処をクリアしてくるまでは、底打ち感が高まることにはなりづらいだろう。また、TOPIXのリバランスによる影響も大きく、イベント通過によって手掛かり難となる可能性もある。 決算が本格化する中、前日の信越化に次いで本日はコマツがセンチメントを明るくさせたが、一方でザラ場に決算を発表した三井物<8031>は急伸後に値を消す格好となり、結局は安値圏で取引を終えている。次第に決算に対する警戒感も高まりやすくなるため、しばらくは短期的な値幅取り狙いの売買での対応となり、相場全体のボトムを探る展開になろう。まずは、ソニー<6758>の好反応に期待したいところである。 《CN》
関連銘柄 10件
3356 東証スタンダード
337
10/27 15:00
+7(2.12%)
時価総額 5,587百万円
海外のハードウェアやソフトウェア製品を輸入販売。社内ネットワークの構築や医療機関向け多言語サービスも事業領域。米Synackとのパートナーシップでセキュリティ領域を拡充。受注拡大し、3Q累計は大幅増収。 記:2022/03/23
4063 東証プライム
5,977
9/30 15:00
-366(-5.77%)
時価総額 12,098,183百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4543 東証プライム
2,700
9/30 15:00
-154(-5.4%)
時価総額 4,024,882百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
8,705
9/30 15:00
-603(-6.48%)
時価総額 14,763,332百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6301 東証プライム
3,966
9/30 15:00
-118(-2.89%)
時価総額 3,859,497百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
2,777.5
9/30 15:00
-83.5(-2.92%)
時価総額 17,340,205百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,190
9/30 15:00
-251(-5.65%)
時価総額 4,230,002百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8031 東証プライム
3,178
9/30 15:00
-91(-2.78%)
時価総額 9,621,036百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04
8035 東証プライム
25,290
9/30 15:00
-2,185(-7.95%)
時価総額 11,927,599百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
47,420
9/30 15:00
-1,690(-3.44%)
時価総額 15,090,040百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10