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東条麻衣子:軟調相場での戦い方【FISCOソーシャルレポーター】

2018/10/15 11:15 FISCO
*11:15JST 東条麻衣子:軟調相場での戦い方【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家東条麻衣子(ブログ「株式注意情報.jp」、ツイッター:@kabushikichuiを運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年10月12日09時に執筆 米国時間の10月10日NYダウが842ドル安となり、今年2月の世界株安の始まりを思い起こさせる大幅下落をしたのを受け、日本の株式市場においても不安定な相場環境が続いています。株式注意情報.jpでは大きな調整局面入りの可能性があるとして10月4日には警鐘を鳴らしていました。 様々な投資スタンスがあるとは思いますが、一言でいえば「大きな流れに逆らわないこと」が長く投資を続ける秘訣だと筆者は考えています。あくまで可能性の話ではありますが、全体相場の基調が「上昇」時に買った株は基調が変わらない限り上昇する可能性の方が高いです。一方、どんなに好業績であっても全体相場が「下落」していれば、流れに引きづられ株価が軟調に推移することは良くあることです。 ですが、今のような相場環境だからこその戦い方があると思います。そこで筆者が注目しているのが「金関連銘柄」です。 通常、金価格は長期金利と逆相関の関係を有していますが、米長期金利が3%を超え上昇傾向にある中にも関わらず、2009年10月につけた1050.20ドルを上回る1200ドル前後で膠着推移していました。また先週までの8週連続で売り越しが続き、金のショートポジションが積みあがっていた中の巻き戻しもあってか、今回の世界株安を受け、10月11日の米国時間では大きく上昇しています。とは言え、直近までの軟調推移や、今後も国内外共に不透明感の強い展開が続くのであれば、「安全資産」としての金は更なる上昇が見込める可能性がありそうです。 商品先物の口座をお持ちでない方でも、通常の株取引と同じように投資できる金のETFは、投資妙味があるのではないでしょうか。 ■金のETF ・金価格連動型上場投資信託<1328> ・SPDRゴールドシェア受益証券<1326> ・ETFS金上場投資信託<1672> ・純金上場信託 金の果実<1540> ・One ETF国内金先物<1683> など 投資を長く続ける為のリスクヘッジとしても有効でしょうし、ETFを通じての「金」への投資も一つの投資戦略かもしれません。 ---- 執筆者名:東条麻衣子 ブログ名:株式注意情報.jp 《HT》