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中国株下落は想定内、個別決算対応に【クロージング】

2018/10/9 16:15 FISCO
*16:15JST 中国株下落は想定内、個別決算対応に【クロージング】 9日の日経平均は大幅に続落。314.33円安の23469.39円(出来高概算15億6850万株)で取引を終了した。国慶節の連休明けの中国市場が大幅下落となり、インデックス主導で大きく下落して始まった。中国関連が下落したほか、為替市場での円高が嫌気され、輸出関連なども軟調。ただし、連休明けの中国市場への警戒感はすでに高まっていたこともあり、売り一巡後は膠着感の強い相場展開が続いた。また、東京証券取引所の一部でシステム障害が発生したことも買いを手控える要因に。 東証1部の騰落銘柄は値下り数が1800を超えており、全体の8割を占めている。セクターでは電気機器、輸送用機器、鉱業、ガラス土石などが下落。一方で、不動産のみがプラス圏を維持した。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>などが重石となった。 日経平均は300円を超える下落となり、支持線として意識されていた23500円を下回ってきている。中国株への警戒感は強まっていたため、様子見姿勢の強い中でインデックス売買の影響が大きかった面もありそうだ。テクニカル面では調整トレンド入りがより意識されやすいところではあるが、一方で今後本格化する決算を切っ掛けとした個別物色により、次第に市場に落ち着きが見られてくる可能性もある。明日は安川電機<6506>の決算が予定されている。市場の期待感は強くないものと考えられるが、今後の決算に対するコンセンサスにも繋がるため、サプライズがあることも意識しておきたい。イレギュラー的な価格が形成されやすく冷静に下値を拾いたいところである。 《AK》
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ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
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時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17