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前場に注目すべき3つのポイント~ややディフェンシブ寄りにシフトか

2018/10/3 8:45 FISCO
*08:45JST 前場に注目すべき3つのポイント~ややディフェンシブ寄りにシフトか 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ややディフェンシブ寄りにシフトか ■前場の注目材料:キユーピー、3Q営業利益7.1%増、通期進捗率は77.9%と順調 ■特殊陶、3社買収、酸素濃縮装置、医療分野を開拓 ■ややディフェンシブ寄りにシフトか 3日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。2日の米国市場では投資家心理の改善からNYダウが最高値を更新する一方で、ナスダックやS&P500が下落している。不安定なハイテク株についてもインテルが3%を超える上昇となる半面、アドバンスト・マイクロデバイス(AMD)が7%を超える下げとなり、手掛けづらくさせそうだ。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の24230円。円相場は1ドル113円60銭台と、前日からはやや円高に推移している。 日経平均は短期的な過熱警戒感から売り買いが交錯しやすいほか、足元ではインデックス売買が主導しており、昨日も前引けにかけて急速に値を下げる局面もみられている。インデックスに絡んだ売買で振らされやすい需給状況であり、物色対象もややディフェンシブ寄りにシフトしやすいだろう。 もっとも、第4次安倍改造内閣が発足し、初入閣は12人で、安倍政権では第1次内閣を含めて最多となった。今後は安定政権のもと、経済対策等への思惑が相場の下支えとして意識されることになりそうだ。また、昨日はインデックス主導の中で日経平均はプラスをキープしたが、マザーズ指数は2%の下落、JASDAQも下落するなど、中小型株には利益確定の流れが強まっており、センチメントを暗くさせている。 中小型株は個人主体となるなか、これといった材料がないものの、大きく値を崩す銘柄もみられている。値がさのALBERT<3906>などに資金が集中している影響との見方もあるようだが、こう着局面では利食いが出やすいほか、短期筋の売り仕掛けの動きも出やすい需給状況といったところである。とはいえ、物色意欲は旺盛であり、過熱感が警戒されているなかでは銘柄を絞ってのタイミング待ちになろう。 ■キユーピー、3Q営業利益7.1%増、通期進捗率は77.9%と順調 キユーピー<2809>は2日、2018年11月期第3四半期(12-6月)決算を発表。売上高は前年同期比3.0%増の4334.46億円、営業利益が同7.1%増の261.19億円だった。コンセンサスの範囲内ではあるが、通期計画に対する進捗率は77.9%と順調に推移。国内の鶏卵相場の下落の影響を受けたが、中食市場向けのカット野菜や惣菜が好調に推移した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(24270.62、+24.86) ・NYダウは上昇(26773.94、+122.73) ・SOX指数は上昇(1370.87、+0.43) ・好調な企業業績 ・特殊陶<5334>3社買収、酸素濃縮装置、医療分野を開拓 ・三菱商<8058>カナダでLNG、シェルなどと、設備総投資1兆6000億円 ・マツダ<7261>全社電動化、30年めど、自動運転は25年 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・09:30 サービス業PMI(9月)  51.5 ・09:30 総合PMI(9月)  52.0 <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 5件
2809 東証プライム
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-6(-0.17%)
時価総額 501,900百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(0%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
5334 東証プライム
4,159
10/11 15:00
-25(-0.6%)
時価総額 849,164百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連分野は高付加価値製品の拡販図る。30.3期売上7500億円目標。 記:2024/06/03
7261 東証プライム
1,066.5
10/11 15:00
-20.5(-1.89%)
時価総額 673,819百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
8058 東証プライム
2,961.5
10/11 15:00
-2.5(-0.08%)
時価総額 12,771,415百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07