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今日の為替市場ポイント:米追加利上げを想定してリスク選好のドル買い継続も

2018/8/30 8:51 FISCO
*08:51JST 今日の為替市場ポイント:米追加利上げを想定してリスク選好のドル買い継続も 29日のドル・円相場は、東京市場では111円32銭から111円12銭まで反落。欧米市場でドルは一時111円83銭まで上昇し、111円69銭で取引を終えた。 本日30日のドル・円は、主に111円台後半で推移か。4−6月期米国内総生産(GDP)の上方修正を受けて年内2回の追加利上げが実施される可能性は高いとみられており、リスク選好的なドル買い・円売りは継続するとみられる。 米商務省が29日発表した4−6月期GDP改定値は前期比年率+4.2%で速報値の同比+4.1%から上方修正された。経済成長率は2014年7−9月期以来の伸びとなった。ただ、個人消費は速報値の+4.0%から+3.8%に下方修正された。自動車、非耐久財、ヘルスケアの下方修正が影響した。輸入は−0.4%で速報値+0.5%から下方修正されており、GDPへのマイナス寄与からプラスに転じた。 4−6月期の個人消費は+4.0%から+3.9%に下方修正されるとの見方が多かったが、市場予想を下回ったことから、インフレ見通しに微妙な影響を与える可能性がありそうだ。29日の米国債券市場では4-6月期GDP改定値の上方修正を受けて10年債利回りはやや上昇したが、取引終了時点にかけて上げ幅は縮小した。雇用情勢のさらなる改善への期待は残されているが、賃金上昇率が9月以降にやや鈍化した場合、2年債と10年債の利回り格差は年内に逆転するとの見方が出ている。 《CS》