マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,063.36
+457.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/21 23:37:10
9,104,421
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~下押し局面では押し目買い入りやすく

2018/8/29 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~下押し局面では押し目買い入りやすく 29日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は7日続伸、下押し局面では押し目買い入りやすく ・ドル・円は伸び悩み、円売りは限定的 ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はTDK<6762> ■日経平均は7日続伸、下押し局面では押し目買い入りやすく 日経平均は7日続伸。154.71円高の22968.18円(出来高概算5億3000万株)で前場の取引を終えている。 28日の米国市場でNYダウは14ドル高と小幅に3日続伸した。引き続き米国とメキシコの北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉での大筋合意を好感した買いが入ったが、高値警戒感から利益確定の売りも出て上値の重い展開だった。日経平均も前日に節目の23000円を回復する場面があり、目先達成感が意識されたことから、本日は7円高と小動きでスタートした。ただ、寄り付き後は円相場の弱含みとともに上げ幅を広げ、この日の高値で前場を折り返した。 個別では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、トヨタ自<7203>、三井住友<8316>などが堅調。スルガ銀<8358>と楽天<4755>は3%超高となった。また、業績上方修正を発表したミライアル<4238>が急伸して東証1部上昇率トップとなり、中部電力<9502>との資本業務提携を発表した日本エスコン<8892>はストップ高水準での買い気配が続いた。一方、日経平均寄与度の大きいソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>のほか、キーエンス<6861>や武田薬<4502>などがさえない。イオン<8267>は配当・株主優待の権利落ち日で2%超下落した。セクターでは、海運業、非鉄金属、精密機器などが上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは小売業、建設業の2業種のみだった。前日同様に出遅れ感のあった景気敏感株の上げが目立つ。 米国との関係改善の兆しが見えないトルコ情勢、米中の貿易摩擦など外部環境の不透明要因は依然残る。日経平均が節目の23000円に迫る水準では引き続き利益確定の売りが出やすいだろう。しかし、NAFTA再交渉を巡っては米国とカナダも週内に合意するとの思惑が広がっているようだ。好材料に反応して強い値動きを見せる米国株を意識し、これまで慎重姿勢で日経平均の急ピッチのリバウンドに乗り遅れた投資家も押し目買いを入れているものと考えられる。日経平均は目先、23000円近辺で一進一退の展開となる可能性がある。 そうなると、個人投資家の値幅取り狙いの物色は出遅れ感のある中小型株に向かいやすいだろう。マザーズ指数は8月16日に付けた年初来安値(取引時間中、932.07pt)からやや持ち直したものの、1月に付けた年初来高値(同、1367.86pt)を2割以上下回り依然として出遅れ感が強い。6月上場のZUU<4387>などは連日の大幅高となっているが、特に値動きの軽い小型の材料株やテーマ株が選好されやすいだろう。 ■ドル・円は伸び悩み、円売りは限定的 29日午前の東京外為市場でドル・円は伸び悩み。上海総合指数のマイナス圏推移で、リスク選好的な円売りは抑えられた。 ドル・円は引き続き下値の堅さが意識され、安値圏では押し目買いが入りやすい地合いが続く。本日は日経平均株価の堅調な値動きを手がかりに、円売りに振れやすい展開となっている。 ただ、上海総合指数が弱含んでおり、円売りは縮小。ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しているものの、目先の日本株高継続を期待した円売りは弱く、ドルの上昇は小幅にとどまろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円14銭から111円31銭、ユーロ・円は129円91銭から130円19銭、ユーロ・ドルは1.1684ドルから1.1698ドルで推移した。 ■後場のチェック銘柄 ・ミライアル<4238>やスターティアホールディングス<3393>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップは東エレク<8035>、同2位はTDK<6762> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・鈴木日銀審議委員 「足元の主要国の10年物国債金利の動向からみても、許容範囲」 「極めて緩和的な金融環境や政府支出による下支えなどを背景に、潜在成長率を上回る成長を続ける」 「デフレ方向に向かった場合に金融緩和で適切に対応できるようのりしろを確保しておくことが望ましい」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 鈴木日銀審議委員会見 ・14:00 8月消費者態度指数(予想:43.3、7月:43.5) <海外> 特になし 《HH》
関連銘柄 20件
2,018
9/20 15:00
+4(0.2%)
時価総額 20,664百万円
法人向けトータルサポートサービス「ビジ助」などのITインフラ関連事業が主力。デジタルマーケティングSaaS「Cloud CIRCUS」の提供等も。ITインフラ関連事業のストック商材取引社数は2.4万社超。 記:2024/08/30
4238 東証スタンダード
1,469
9/20 15:00
-2(-0.14%)
時価総額 14,866百万円
シリコンウェハ搬送容器で世界トップシェア。継手のほか、成形機事業、樹脂・金属加工事業も手掛ける。製品設計から金型製作、成形、検査まで一貫して行う。中期経営計画では29.1期営業利益47億円目指す。 記:2024/05/06
4387 東証グロース
765
9/20 15:00
+6(0.79%)
時価総額 3,634百万円
経済・金融情報サイト「ZUU online」の運営を行う。クラウドファンディング等のフィンテック・トランザクション事業も展開。コンサルティング事業は構造改革中。金融商品仲介業、保険代理業は順調に伸びる。 記:2024/06/24
4502 東証プライム
4,275
9/20 15:00
+12(0.28%)
時価総額 6,764,226百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
4755 東証プライム
970.6
9/20 15:00
+7.5(0.78%)
時価総額 2,000,416百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
6758 東証プライム
13,365
9/20 15:00
+190(1.44%)
時価総額 16,854,361百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6762 東証プライム
9,000
9/20 15:00
+102(1.15%)
時価総額 3,498,948百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6861 東証プライム
68,920
9/20 15:00
+1,650(2.45%)
時価総額 16,761,895百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
3,965
9/20 15:00
+140(3.66%)
時価総額 4,002,854百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,634
9/20 15:00
+23.5(0.9%)
時価総額 42,973,676百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
7,670
9/20 15:00
-3(-0.04%)
時価総額 9,960,952百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(5.32%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8267 東証プライム
4,008
9/20 15:00
-41(-1.01%)
時価総額 3,494,675百万円
流通大手。総合スーパーを軸に食品スーパーやドラッグストア、金融、不動産などを展開。アセアンなどアジアでも事業展開。連結配当性向は30%目標。ヘルス&ウエルネスの進化、アジアシフトの加速等に取り組む。 記:2024/05/06
1,482
9/20 15:00
+39(2.7%)
時価総額 19,683,917百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9,112
9/20 15:00
+166(1.86%)
時価総額 12,526,184百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
8358 東証プライム
1,124
9/20 15:00
+3(0.27%)
時価総額 221,584百万円
静岡県東部地盤の地銀。神奈川県にも多くの店舗を有す。投資用不動産ローンや住宅ローンに強み。クレディセゾンと資本業務提携。貸出金は復調傾向。中計の26年3月期純益目標を110億円から135億円に上方修正。 記:2024/08/17
8892 東証プライム
1,046
9/20 15:00
+17(1.65%)
時価総額 103,116百万円
中部電力傘下の不動産デベロッパー。不動産販売事業が中核。不動産賃貸事業、不動産企画仲介コンサル事業も。分譲マンションは「レ・ジェイド」ブランドで展開。中期経営計画では27.3期売上高1570億円目標。 記:2024/06/24
9502 東証プライム
1,700
9/20 15:00
-18(-1.05%)
時価総額 1,288,600百万円
国内電力3位。中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズ等を傘下に持つ。東京電力フュエル&パワーとの合弁で国内最大の発電会社のJERA。連結配当性向30%以上目指す。26.3期経常利益2000億円以上目標。 記:2024/06/09
9983 東証プライム
47,810
9/20 15:00
+1,910(4.16%)
時価総額 15,214,146百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(1.88%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17