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今日の為替市場ポイント:米消費者信頼感の改善を意識してリスク選好のドル買い継続も

2018/8/29 8:42 FISCO
*08:42JST 今日の為替市場ポイント:米消費者信頼感の改善を意識してリスク選好のドル買い継続も 28日のドル・円相場は、東京市場では111円01銭から111円36銭まで反発。欧米市場でドルは一時110円96銭まで売られたが、111円25銭まで反発し、111円20銭で取引を終えた。 本日29日のドル・円は、主に111円台前半で推移か。8月の米消費者信頼感指数の上昇を意識して、リスク選好的なドル買い・円売りは継続するとみられる。 コンファレンス・ボード(CB)が28日公表した8月米消費者信頼感指数は133.4と、市場予想の126.6程度を大幅に上回った。2000年10月以来の高水準となった。7月分は当初の127.4から127.9に修正された。現況指数は172.2、期待指数は107.6でいずれも7月実績を上回った。8月消費者信頼感指数は市場予想に反して上昇したことから、市場参加者から「9月追加利上げの環境は十分に整った」との声が聞かれた。 米雇用情勢の改善が続いていることが指数の上昇につながったとすれば、9月に追加利上げを行なっても消費者信頼感は特に悪化しない可能性がある。28日の米国債券市場では債券利回りが全般的に上昇したが、イールドカーブの平坦化は一服した。債券市場は9月と12月の追加利上げを織り込んでいるが、インフレ加速は想定していない。ただし、米消費者信頼感指数が9月以降も高水準を維持した場合、市場のインフレ見通しに影響を及ぼす可能性があり、長短金利差(利回り格差)は拡大に転じることもあり得る。 《CS》