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24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは133ドル高、利上げ路線の維持を好感

2018/8/27 7:43 FISCO
*07:43JST 24日の米国市場ダイジェスト:NYダウは133ドル高、利上げ路線の維持を好感 ■NY株式:NYダウは133ドル高、利上げ路線の維持を好感 米国株式相場は上昇。ダウ平均は133.37ドル高の25790.35、ナスダックは67.52ポイント高の7945.98で取引を終了した。7月耐久財受注が予想を上振れ、買いが先行。金融・経済シンポジウムで、パウエルFRB議長が景気拡大の継続を背景に、緩やかな利上げ継続が適切になるとの認識を強調したことが好感されたほか、ハイテク株にも買いが広がり、終日堅調推移となった。S&P500指数とナスダック総合指数は最高値を更新した。セクター別では、半導体・半導体製造装置やソフトウェア・サービスが上昇する一方で食品・飲料・タバコや耐久消費財・アパレルが下落した。 ソフトウェアのオートデスク(ADSK)は、決算内容が好感され大幅上昇。動画ストリーミングのネットフリックス(NFLX)は、一部アナリストによる投資判断引き上げを受け堅調推移。ピザチェーンのパパ・ジョンズ・インターナショナル(PZZA)は、創業者のジョン・シュナッター氏のCEO退任以降、経営安定化の為に複数の金融機関をアドバイザーに起用してきたことを明らかにし買われた。アルミ応用製品のアルコニック(ARNC)は、身売りを検討していることが報じられ急騰。一方で、アパレルのギャップ(GPS)は、既存店売上高の予想外の落ち込みを受けて下落した。 クリーブランド連銀総裁は、今年の米成長率予想を引き上げ、利上げ継続を支持する考えを示した。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドルの売り戻しが強まった 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円46銭まで上昇後、111円11銭まで反落し111円24銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホールでの講演で、経済が強く、段階的な利上げが必要であるとの方針を確認。ただ、「過熱している兆候はない」と、利上げペースの加速は示唆せず、市場が予想していたほどタカ派色を強めなかったためドルの売り戻しが強まった。ユーロ・ドルは、1.1582ドルから1.1640ドルまで上昇し、1.1623ドルで引けた。ユーロ・円は、128円92銭から129円42銭まで上昇。リスク選好の円売りが優勢となった。ポンド・ドルは、1.2837ドルから1.2881ドルのレンジで上下に振れた。ドル・スイスは、0.9843フランから0.9811フランまで下落した。 ■NY原油:反発で68.72ドル、FRB議長の講演内容を評価した買いも 24日のNY原油先物10月限は反発(NYMEX原油10月限終値:68.72 ↑0.89)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比+0.89ドルの68.72ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時69.31ドルまで買われた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演内容を評価した買いが入った。米国株が強い動きを見せたことや需給ひっ迫の思惑も買い材料となったようだ。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 30.89ドル +0.05ドル(+0.16%) モルガン・スタンレー(MS) 48.14ドル +0.01ドル(+0.02%) ゴールドマン・サックス(GS)235.11ドル -1.23ドル(-0.52%) インテル(INTC) 47.66ドル +0.68ドル(+1.45%) アップル(AAPL) 216.16ドル +0.67ドル(+0.31%) アルファベット(GOOG) 1220.65ドル +15.27ドル(+1.27%) フェイスブック(FB) 174.65ドル +1.75ドル(+1.01%) キャタピラー(CAT) 138.21ドル +1.42ドル(+1.04%) アルコア(AA) 43.44ドル +1.42ドル(+3.38%) ウォルマート(WMT) 94.95ドル -0.23ドル(-0.24%) スプリント(S) 6.08ドル -0.03ドル(-0.49%) 《HT》