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22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは88ドル安、トランプ大統領の弾劾懸念が強まる

2018/8/23 7:39 FISCO
*07:39JST 22日の米国市場ダイジェスト:NYダウは88ドル安、トランプ大統領の弾劾懸念が強まる ■NY株式:NYダウは88ドル安、トランプ大統領の弾劾懸念が強まる 米国株式相場はまちまち。ダウ平均は88.69ドル安の25733.60、ナスダックは29.92ポイント高の7889.10で取引を終了した。トランプ大統領の元選挙対策委員長が有罪評決を受けたほか、元個人弁護士が司法取引に応じたことで、政権運営の先行き懸念が強まり、寄付き後からもみ合う展開となり、その後も小動きとなった。ナスダック総合指数が上昇する一方で、ダウは下落した。注目のFOMC議事録では、経済情勢に大きな減速が見られない限り、多くの当局者が近い将来に追加利上げが適切になると認識していることが示された。セクター別では、エネルギーや小売が上昇する一方で自動車・自動車部品や電気通信サービスが下落した。 原油相場の上昇で、エネルギー会社のチェサピーク・エナジー(CHK)や深海油田開発のトランスオーシャン(RIG)などエネルギー銘柄が堅調推移。ディスカウントストアのターゲット(TGT)やホームセンターのロウズ(LOW)は、決算内容が好感され上昇。一方で、光通信機器メーカーのフィニサー(FNSR)は、一部アナリストによる投資判断引き下げを受け下落。スポーツ用品のナイキ(NKE)は、従業員の夫による人種差別的な動画投稿の影響で、南アフリカの複数店舗を一時閉鎖し売られた。 トランプ政権は、メキシコとの新たな北米自由貿易協定(NAFTA)で合意に近づいており、早ければ23日中に合意が完了する見込み。 Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル強含み、9月追加利上げの可能性高まる 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円23銭から110円62銭まで上昇し、110円54銭で引けた。米連邦準備制度理事会(FRB)がこの日公表した連邦公開市場委員会(FOMC)(7月31日-8月1日分)議事要旨で、多くのFRB高官が比較的早い追加利上げが適切となる可能性が高いと見ていることが明らかになり、9月の利上げが示唆されたことから、ドル買いが再燃した。 ユーロ・ドルは、1.1623ドルまで上昇後、1.1581ドルまで下落し、1.1597ドルで引けた。米国の政局不安を背景にドル売りが優勢となったのち、FOMC議事要旨の公表を受けて欧米金利差の拡大観測を受けたユーロ売り・ドル買いが再燃した。ユーロ・円は、127円96銭から128円28銭まで上昇した。ポンド・ドルは、1.2936ドルまで上昇後、1.2903ドルまで反落した。ドル・スイスは、0.9808フランへ下落後、0.9840フランまで反発した。 ■NY原油:大幅続伸で67.86ドル、原油在庫は予想以上の減少 NY原油先物10月限は大幅続伸(NYMEX原油10月限終値:67.86 ↑2.02)。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は前日比+2.02ドルの67.86ドルで通常取引を終えた。時間外取引を含めて一時68.08ドルまで買われた。米エネルギー情報局(EIA)が公表した在庫統計で、原油在庫は予想以上に減少していたことが意識されたようだ。米中貿易協議への期待も引き続き原油先物に対する支援材料となったようだ。 ■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 30.98ドル -0.04ドル(-0.13%) モルガン・スタンレー(MS) 48.60ドル +0.06ドル(+0.12%) ゴールドマン・サックス(GS)239.34ドル +0.69ドル(+0.29%) インテル(INTC) 47.05ドル -0.57ドル(-1.20%) アップル(AAPL) 215.05ドル +0.01ドル(+0.00%) アルファベット(GOOG) 1207.33ドル +5.71ドル(+0.48%) フェイスブック(FB) 173.64ドル +1.02ドル(+0.59%) キャタピラー(CAT) 139.63ドル -0.36ドル(-0.26%) アルコア(AA) 43.22ドル +0.19ドル(+0.44%) ウォルマート(WMT) 95.67ドル -0.41ドル(-0.43%) スプリント(S) 6.14ドル -0.04ドル(-0.65%) 《HT》