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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も

2018/8/22 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も ■前場の注目材料:ヤガミ、1Q営業利益24.9%増、産業用機器の販売が好調 ■シャープ、有機EL本格化、専門組織設置、スマホ用、今秋量産 ■ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も 22日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い優勢の展開ながらも、買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開となりそうだ。21日の米国市場では、米中貿易摩擦への懸念が後退したほか、複数の主要四半期決算が好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の22310円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好になろう。円相場は110円10銭台と110円台を維持している。 もっとも、米国では米中貿易交渉に楽観的な見方から上昇となったが、素直に反応するとは考えづらいところ。基本的には、対中追加関税の公聴会とジャクソンホール会議という2大イベントを控えていること、トルコが休場となることから、積極的な参加者は限られており、ポジション調整的なリバランスが中心になりやすい。 ただ、米国ではマイクロン・テクノロジーが4%近い上昇をみせるなど、ハイテク株の堅調な動きが目立っていたこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの支援材料といったところか。また、トランプ米政権は輸入自動車に対する追加関税を検討しているが、実際の発動に向けた調査が当初予定より長引いていると報じられている。過度に警戒されていた自動車株への買い戻しの流れも意識しておきたいところ。 その他、昨日は結局下げに転じているものの、マザーズ指数は一時プラスに転じる局面もみられた。資金の逃げ足の速さから前日強かった銘柄は値を消し、売られていた銘柄には見直し買いが入るといった動きではあろうが、需給懸念がくすぶるなかでも、押し目を拾う動きが出始めている点は評価できよう。引き続きイベントを控えて全般はこう着相場が続きやすく、中小型株へのシフトに向かわせよう。 ■ヤガミ、1Q営業利益24.9%増、産業用機器の販売が好調 ヤガミ<7488>は21日、第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比13.2%増18.99億円、営業利益が同24.9%増の1.88億円だった。産業用機器の販売が好調。第2四半期累計計画に対する進捗率は32.4%であり、株価への反応は限定的か。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22219.73、+20.73) ・NYダウは上昇(25822.29、+63.60) ・ナスダック総合指数は上昇(7859.17、+38.17) ・シカゴ日経225先物は上昇(22310、大阪比+90) ・SOX指数は上昇(1348.28、+26.18) ・米原油先物は上昇(67.35、+0.92) ・1ドル110円20-30銭 ・好調な企業業績 ・シャープ<6753>、有機EL本格化、専門組織設置、スマホ用、今秋量産 ・シンフォニア<6507>、12年ぶり新工場建設、半導体製造装置向け搬送機器を増産 ・ADEKA<4401>、日本農薬<4997>にTOB、ライフサイエンス強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00 営業毎旬報告(8月20日現在) <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 5件
4401 東証プライム
3,289
4/30 15:00
+67(2.08%)
時価総額 341,293百万円
柱の化学品は半導体向け高誘電材料や自動車向け樹脂・潤滑油添加剤に強み。業務用食油も。24.3期3Q累計は後発薬の影響で傘下の日本農薬が足踏み。だが自動車関連が好調で増益に。通期営業最高益・連続増配を計画。 記:2024/03/12
4997 東証プライム
750
4/30 15:00
+21(2.88%)
時価総額 61,475百万円
農薬メーカー大手。医薬品原料なども。ADEKAの傘下。24.3期上期は国内、海外ともに天候不順や流通在庫の影響で停滞。後発薬との競争も激しさ増す。インドで新規水稲用殺虫剤の登録取得。南米チリでは現法設立。 記:2024/01/17
3,365
4/30 15:00
+245(7.85%)
時価総額 100,240百万円
精密機器メーカー。モーションコントロール技術等を核に、半導体ウエハ搬送装置や宇宙用電飾品、航空機用電装品、自動車用機器、産業用電気機器を提供する。今期3Q累計はアクチュエータや振動機器が足踏みとなった。 記:2024/03/08
6753 東証プライム
831
4/30 15:00
+12.2(1.49%)
時価総額 540,488百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
7488 名証メイン
2,416
4/30 15:29
-7(-0.29%)
時価総額 12,805百万円
教育用機器商社。教育理科機器や保険医科機器、救急救命訓練製品等を提供。販売品目は1万点以上。24.4期2Qは産業用機器が堅調。環境試験装置は東アジア地域で販売堅調。保健医科機器はAED売上が伸びる。 記:2024/01/16