マーケット
11/21 15:15
38,026.17
-326.17
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/22 16:13:42
15,351,353
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も

2018/8/22 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も ■前場の注目材料:ヤガミ、1Q営業利益24.9%増、産業用機器の販売が好調 ■シャープ、有機EL本格化、専門組織設置、スマホ用、今秋量産 ■ハイテクや自動車株への買い戻しを意識も 22日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い優勢の展開ながらも、買い一巡後は引き続きこう着感の強い相場展開となりそうだ。21日の米国市場では、米中貿易摩擦への懸念が後退したほか、複数の主要四半期決算が好感され、NYダウ、ナスダックともに上昇。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の22310円となり、朝方はこれにサヤ寄せする格好になろう。円相場は110円10銭台と110円台を維持している。 もっとも、米国では米中貿易交渉に楽観的な見方から上昇となったが、素直に反応するとは考えづらいところ。基本的には、対中追加関税の公聴会とジャクソンホール会議という2大イベントを控えていること、トルコが休場となることから、積極的な参加者は限られており、ポジション調整的なリバランスが中心になりやすい。 ただ、米国ではマイクロン・テクノロジーが4%近い上昇をみせるなど、ハイテク株の堅調な動きが目立っていたこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの支援材料といったところか。また、トランプ米政権は輸入自動車に対する追加関税を検討しているが、実際の発動に向けた調査が当初予定より長引いていると報じられている。過度に警戒されていた自動車株への買い戻しの流れも意識しておきたいところ。 その他、昨日は結局下げに転じているものの、マザーズ指数は一時プラスに転じる局面もみられた。資金の逃げ足の速さから前日強かった銘柄は値を消し、売られていた銘柄には見直し買いが入るといった動きではあろうが、需給懸念がくすぶるなかでも、押し目を拾う動きが出始めている点は評価できよう。引き続きイベントを控えて全般はこう着相場が続きやすく、中小型株へのシフトに向かわせよう。 ■ヤガミ、1Q営業利益24.9%増、産業用機器の販売が好調 ヤガミ<7488>は21日、第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比13.2%増18.99億円、営業利益が同24.9%増の1.88億円だった。産業用機器の販売が好調。第2四半期累計計画に対する進捗率は32.4%であり、株価への反応は限定的か。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22219.73、+20.73) ・NYダウは上昇(25822.29、+63.60) ・ナスダック総合指数は上昇(7859.17、+38.17) ・シカゴ日経225先物は上昇(22310、大阪比+90) ・SOX指数は上昇(1348.28、+26.18) ・米原油先物は上昇(67.35、+0.92) ・1ドル110円20-30銭 ・好調な企業業績 ・シャープ<6753>、有機EL本格化、専門組織設置、スマホ用、今秋量産 ・シンフォニア<6507>、12年ぶり新工場建設、半導体製造装置向け搬送機器を増産 ・ADEKA<4401>、日本農薬<4997>にTOB、ライフサイエンス強化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00 営業毎旬報告(8月20日現在) <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 5件
4401 東証プライム
2,811.5
11/21 15:30
-20.5(-0.72%)
時価総額 291,744百万円
柱の化学品は半導体向け高誘電材料や自動車向け樹脂・潤滑油添加剤に強み。業務用食油や農薬も。半導体や自動車関連が堅調。開発費等を吸収。新中計は27年3月期営業益530億円の目標。配当性向40%以上。 記:2024/08/12
4997 東証プライム
698
11/21 15:30
-6(-0.85%)
時価総額 57,213百万円
農薬メーカー大手。1928年創立。土壌処理剤や木部処理剤、医薬原薬、動物薬原薬なども手掛ける。ADEKA傘下。病害虫雑草防除の豊富なノウハウが強み。重点品目の拡大図る。27.3期営業利益108億円目標。 記:2024/10/21
5,810
11/21 15:30
-270(-4.44%)
時価総額 173,074百万円
半導体製造装置向けアクチュエータ等のモーション機器事業が主力。1917年創業。旧社名は神鋼電機。クリーン搬送システム事業、パワーエレクトロニクス機器事業も。半導体製造装置向け搬送機器の生産能力増強進める。 記:2024/08/10
6753 東証プライム
997.2
11/21 15:30
-14.8(-1.46%)
時価総額 648,586百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7488 名証メイン
2,718
11/21 15:30
-1(-0.04%)
時価総額 14,405百万円
教育用機器商社。実習台等の理科学機器設備、AED等の保健医科機器、保温・加熱用電気ヒーター等の産業用機器などを取り扱う。愛知県名古屋市に本社。理科学機器設備ではレトルト殺菌器の拡販などに取り組む。 記:2024/10/21