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前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした中小型株物色が活発に(訂正)

2018/7/30 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算を手掛かりとした中小型株物色が活発に(訂正) 下記の通りHEROZ<4382>を削除しています。 30日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算を手掛かりとした中小型株物色が活発に ■決算チェック:アルプス、1Q営業利益21.7%増、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:シャープ、「色素増感」量産、太陽電池、室内で高効率発電 ■決算を手掛かりとした中小型株物色が活発に 30日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。27日の米国市場は、NYダウ、ナスダックともに下落。4-6月期GDP速報値が予想に概ね一致したほか、ネット小売のアマゾンの決算が材料視されたが、決算発表が本格化する中、その他複数の決算内容が嫌気されている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比65円安の22615円と小安いほか、円相場は1ドル110円90銭台と円高に振れて推移しており、先週の上昇に対する利食い先行といったところであろう。 また、米国同様、決算発表が本格化しており、今週は900社程度の発表が予定されている。機関投資家は積極的には動けず、決算を手掛かりとした個人主体による個別での値幅取り狙いの売買が中心になりそうである。先週末に発表された決算においてもポジティブな内容は多く、好決算企業へ資金が向かいやすいだろう。 また、先週末の日経平均は5日線が支持線として意識され、前日の価格範囲内での推移となった。買い気配スタートとなった東エレク<8035>が結局下げに転じており、NT修正への思惑が手掛けづらくさせている。また、長期金利の上昇を背景に銀行株が買われる局面がみられるなど、金融政策決定会合で現行の金融政策の調整を検討するとの観測を背景に金利上昇圧力が掛かっている。そのため、まずは今日からの金融政策決定会合、その後の黒田総裁会見を見極めたいところである。 機関投資家は動きづらい反面、需給整理が進捗している個人については、日替わり的に決算を手掛かりとした中小型株物色が活発になりそうだ。なお、先週末の決算では東映アニメ<4816>、澤田HD<8699>、SHOEI<7839>、三社電機<6882>、アルパイン<6816>、コマツ<6301>、アルプス<6770>辺りに、短期筋の資金が向かいやすそうである。その他、テーマ株ではiPS関連に関心が集まろう。 ■アルプス、1Q営業利益21.7%増、コンセンサス上回る アルプス<6770>は27日、4-6月(1Q)決算を発表。営業利益は前年同期比21.7%増の96.21憶円だった。通期計画に対する進捗率は14.5%程度と低いが、コンセンサスの66億円程度を大きく上回っている。電子部品事業は売上高、営業利益とも前年同期比で減収減益だったが、車載情報機器事業(アルパイン)はも前年同期比で増収増益だった。欧州車の販売好調によりナビゲーションが増加した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(22712.75、+125.88) ・米長期金利は低下 ・日銀が大規模緩和継続 ・4−6月期好業績への期待 ・川重<7012>、日中で産ロボ増産、工場再編、ライン新設、世界の自動化対応 ・LIXILG<5938>、ユニセフ協力、トイレ普及、SDGs達成に貢献 ・シャープ<6753>、「色素増感」量産、太陽電池、室内で高効率発電 ・三菱商<8058>、2300億円投資、持ち分財産、ペルー銅山1万トン増 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 13件
4382 東証スタンダード
1,001
11/22 15:30
-9(-0.89%)
時価総額 15,041百万円
AI関連ソリューションの提供、SaaS導入支援、将棋ウォーズ等のAI/DX事業、AI Security事業を手掛ける。リカーリング売上比率は6割超。「HEROZ ASK」など新規プロダクトに先行投資。 記:2024/10/25
4816 東証スタンダード
3,680
11/22 15:30
+35(0.96%)
時価総額 772,800百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
5938 東証プライム
1,769.5
11/22 15:30
+11.5(0.65%)
時価総額 508,448百万円
住宅設備機器メーカー大手。トステム、INAX、新日軽等が統合して誕生。水廻り設備や金属製建材に強み。住宅窓サッシで国内トップシェア。リフォーム関連製品は売上順調。循環型素材「レビア」の拡販等に取り組む。 記:2024/06/11
6301 東証プライム
4,116
11/22 15:30
+67(1.65%)
時価総額 4,008,206百万円
世界2位の総合建設機械メーカー。1921年設立。自動車産業向け大型プレスなど産業機械も。エンジンなどは国内で自社開発。海外売上比率は8割超。配当性向40%以上目安。坑内掘りハードロック事業の拡大図る。 記:2024/10/07
6753 東証プライム
1,003
11/22 15:30
+5.8(0.58%)
時価総額 652,358百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6770 東証プライム
1,540.5
11/22 15:30
+7(0.46%)
時価総額 337,802百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
6816 東証1部
1,386
12/25 14:59
-80(-5.46%)
時価総額 96,722百万円
カーナビ、車内用モニターや音響機器等を扱う。海外売上高比率8割超。19.3期2Qは、前期に続き欧州高級自動車メーカー向けナビゲーションの売上好調で2桁増収、生産コスト・経費削減効果などで大幅増益。 記:2018/11/21
6882 東証スタンダード
925
11/22 15:30
-12(-1.28%)
時価総額 13,829百万円
パワーエレクトロニクスメーカー。電源機器とパワー半導体が主力。金属表面処理用電源、太陽光発電の接続箱用半導体で国内シェアトップ。半導体事業ではSiC製品の拡充図る。27.3期売上高330億円目標。 記:2024/10/20
7012 東証プライム
6,282
11/22 15:30
+53(0.85%)
時価総額 1,054,886百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。1878年創業。エネルギー・環境ソリューション分野などに注力。 記:2024/10/20
7839 東証プライム
2,412
11/22 15:30
+13(0.54%)
時価総額 129,558百万円
プレミアムヘルメットメーカー。二輪車用ヘルメットの高級品で世界トップシェア。ドイツ、フランスなどが主力市場。海外売上高比率が高い。配当性向50%目処。新モデル投入効果や前期の値上げ効果などで売上順調。 記:2024/06/17
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8058 東証プライム
2,646.5
11/22 15:30
+0.5(0.02%)
時価総額 11,059,771百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
8699 東証スタンダード
834
11/22 15:30
-13(-1.53%)
時価総額 34,156百万円
キルギスコメルツ銀行、リユース事業のSTAYGOLD等を傘下に持つ持株会社。持分法適用関連会社にモンゴルのハーン銀行、ロシアのソリッド銀行。キルギスコメルツ銀行では利回りの高い個人融資の拡大等に注力。 記:2024/06/04