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金融政策決定会合で現行の金融政策の調整を見極め【クロージング】

2018/7/27 15:54 FISCO
*15:54JST 金融政策決定会合で現行の金融政策の調整を見極め【クロージング】 27日の日経平均は反発。125.88円高の22712.75円(出来高概算13億8000万株)で取引を終えた。終値で22700円を回復するのは6営業日ぶり。トランプ米大統領とユンケル欧州委員長の首脳会談を受けて貿易戦争への警戒感が和らぐなか、こう着ながらも底堅い相場展開となった。土壇場で貿易戦争回避といった状況のなか、欧州ヘッジファンドによるショートカバーなども観測されている。海外勢の資金流入、個人の需給整理の進捗に伴い、需給状況は改善傾向にあるとみられる。もっとも、日銀によるETF配分見直し報道を受けて、NT(日経平均/TOPIX)の修正への懸念が根強いほか、決算発表が本格化する中で模様眺めムードも強かった。 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1300を超えており、全体の6割を超えている。セクターでは化学、鉱業、ゴム製品、陸運、保険、精密機器が堅調。半面、証券、繊維、建設、水産農林が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、信越化<4063>、花王<4452>がけん引。 日経平均は5日線が支持線として意識され、前日の価格範囲内での推移となった。買い気配スタートとなった東エレク<8035>が結局下げに転じており、NT修正への思惑が手掛けづらくさせている。また、長期金利の上昇を背景に銀行株が買われる局面がみられるなど、来週の金融政策決定会合で現行の金融政策の調整を検討するとの観測を背景に金利上昇圧力が掛かっている。そのため、まずは金融政策決定会合、その後の黒田総裁会見を見極めたいところである。 また、決算発表が第一弾のピークを迎えることもあり、機関投資家は動きづらくなりそうだ。一方で需給整理が進捗している個人については、日替わり的に決算を手掛かりとした中小型株物色が活発になりそうだ。 《AK》
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時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
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トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
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時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
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時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,874
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+288(3.35%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17