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後場に注目すべき3つのポイント~円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが

2018/7/24 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は4日ぶり反発、円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが ・ドル・円は111円台を維持、人民元の値動きを注視 ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は4日ぶり反発、円高一服やアジア株高で買い戻し優勢だが 日経平均は4日ぶり反発。137.04円高の22534.03円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。 週明け23日の米国市場ではNYダウが13ドル安と3日続落する一方、ナスダック総合指数は4日ぶりに反発するなど高安まちまちだった。ただ、決算発表した米アルファベット(グーグル)が時間外取引で大きく買われたこと、為替市場で円高が一服したことなどが支援材料となり、本日の日経平均は自律反発に期待した買いが先行して158円高からスタートし た。寄り付き後は通商問題への警戒感や主力企業の決算を見極めたいとの思惑などから伸び悩む展開となった。中国・人民元安も警戒材料となり上げ幅を19円高まで縮める場面があったものの、前引けにかけてはアジア株高を背景に再び強含んだ。 個別では、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>といった金融株が前日に続き買われたほか、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ自<7203>などが堅調。コマツ<6301>は3%超高となった。業績上方修正の昭和シェル<5002>や塩野義薬<4507>、業績観測報道の花王<4452>も好感した買いが入った。また、第1四半期が大幅な営業増益となったコーエーテクモ<3635>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、レーティング引き下げ観測のファーストリテ<9983>やエーザイ<4523>のほか、東海カーボ<5301>、村田製<6981>などがさえない。ソニー<6758>は小安い。また、楽天<4755>は3%超安と下げが目立った。セクターでは、その他金融業、海運業、石油・石炭製品などが上昇率上位。反面、空運業や食料品など4業種が小幅に下げた。 日経平均は前日、300円安と下げがきつかったため、本日はアジア株高など外部環境の落ち着きが買い戻しの動きにつながっているものとみられる。日銀による金融緩和策見直しへの思惑から金融株の買い戻しが続いていることも、投資家心理の持ち直しに寄与するだろう。ただ、明日から主力企業の決算発表が本格化するとあって、積極的な上値追いは手掛けづらい。買い戻し主導での日経平均の目先の戻りメドは5日移動平均線の位置する22640円あたりとみておきたい。今後は決算内容を受けた個別物色が中心の相場展開となりそうだ。 新興市場ではマザーズ指数が強い動きを見せている。SOSEI<4565>やサンバイオ<4592>といったバイオ株の一角が大きく買われ、マザーズ指数を押し上げた。ただ、マザーズ市場では本日もバンクオブイノベ<4393>が新規上場するなどIPO(新規株式公開)ラッシュが続いており、需給面で指数の本格的な戻りは期待しにくいだろう。 ■ドル・円は111円台を維持、人民元の値動きを注視 24日午前の東京市場で、ドル・円は下げ渋り。中国経済の先行きを警戒した円買いで弱含んだが、111円台は維持した。ただ、目先も人民元の値動きが注視されよう。 ドル・円は、111円半ばで推移していたが、人民元の基準値が前日よりも安値に設定され、中国経済の先行きへの警戒から円買い強まり、ドルは一時111円06銭まで弱含んだ。その後は円買い一服で、ドルはやや値を戻した。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いで、目先の日本株高継続を意識した円売りに振れやすい。引き続き人民元の値動きが注視されるが、中国株高などを受け、警戒の円買いは次第に弱まる可能性もあろう。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は111円06銭から111円51銭、ユーロ・円は129円82銭から130円38銭、ユーロ・ドルは1.1687ドルから1.1695ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・メディシノバ<4875>や寺岡製作所<4987>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファナック<6954>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 【要人発言】 ・トランプ米大統領 「イラン、2度と米国を脅迫するな、さもなければ、今まで見たこともないような結果を招く」 「NAFTAに関し、メキシコと協議をしている、劇的な結果も」 「我々は中国と非常に深刻に協議をしている」 ・米下院歳入委員会のブレイディ委員長 「税制改革第2弾の概要、24日に発表へ」 ・メイ英首相 「目標は議会が支持する離脱協定だが、同時に、ノーディール離脱に備えている」 ・ムニューシン米財務長官 「米国は長期のドル高政策」 「大統領と同様に、連邦準備制度理事会(FRB)の独立性を支持」 「大統領は明確にパウエル議長を支持すると言及しており、議長の金利に関する決定を支持」 ・ハント英外相 「英国のEU離脱交渉で、EU側の姿勢の変化がなければ、合意なき離脱となるリスク」 ・欧州委員会報道官 「ユンケル委員長は、トランプ大統領との貿易交渉で具体的な提案を行うことはない」 ・独連銀月報 「ドイツ経済は、第1四半期に失った勢いを第2四半期にある程度取り戻した」 【経済指標】 米・6月シカゴ連銀全米活動指数:0.43 (予想:0.25、5月:-0.45←-0.15) 米・6月中古住宅販売件数:538万戸 (予想:548万戸、5月:541万戸←543万戸) ユーロ圏・7月消費者信頼感指数:−0.6 (予想:-0.7、6月:−0.6←-0.5) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 5月景気動向指数・先行改定値(速報値:106.9) <海外> ・16:30 独・7月製造業PMI速報値(予想:55.5、6月:55.9) ・16:30 独・7月サービス業PMI速報値(予想:54.5、6月:54.5) ・16:30 独・7月総合PMI速報値(予想:54.8、6月:54.8) 《HH》
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2,137.5
9/27 15:00
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4523 東証プライム
5,525
9/27 15:00
-31(-0.56%)
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1,297
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4592 東証グロース
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時価総額 81,119百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
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国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
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4987 東証スタンダード
561
3/8 14:59
±0(0%)
時価総額 14,972百万円
粘着テープの専業メーカー。電機・電子用を柱に梱包・包装用や産業用も。23年10月にMBOとTOBの実施を発表。TOB価格564円。TOB成立し、所定の手続き後に同社株は上場廃止に。24.3期上期は足踏み。 記:2024/01/17
5002 東証1部
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3/26 15:00
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時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
5301 東証プライム
954
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+14.5(1.54%)
時価総額 214,596百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。26年度営業利益530億円目標。黒鉛電極事業の構造改革などに取り組む。 記:2024/04/29
6301 東証プライム
4,084
9/27 15:00
+65(1.62%)
時価総額 3,974,328百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6758 東証プライム
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6954 東証プライム
4,441
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7203 東証プライム
2,751.5
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自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7974 東証プライム
8,048
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+52(0.65%)
時価総額 10,451,857百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
1,451
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三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
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2,818
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みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
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9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17