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今日の為替市場ポイント:日経平均の続落を想定してリスク選好的なドル買いは抑制される可能性
2018/7/20 8:58
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*08:58JST 今日の為替市場ポイント:日経平均の続落を想定してリスク選好的なドル買いは抑制される可能性 19日のドル・円相場は、東京市場では112円65銭から113円04銭まで上昇。欧米市場でドルは113円17銭まで買われた後に112円06銭まで反落し、112円43銭で取引を終えた。 本日20日のドル・円は、112円台で推移か。日経平均株価の続落が予想されるため、目先的にリスク選好的なドル買い・円売りは抑制される可能性がある。 トランプ大統領は19日、米CNBCのインタビューに対し、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げに「うれしくない」と語ったほか、「強いドルは米国を不利な立場に置く」との見方を伝えたことから、ドル売り・円買いが活発となった。市場関係者の間からは「トランプ大統領がドル高や利上げを批判してもFRBの金融政策は変わらない」との声が聞かれており、20日のアジア市場でリスク回避的なドル売り・円買いがさらに広がる可能は低いとの声が聞かれている。 ただし、トランプ大統領は中国人民元相場の下落についても言及しており、これをけん制しているとみられる。米中貿易摩擦がすみやかに解消されることは難しくなっているが、中国が人民元相場の下落をこのまま放置した場合、米国は通貨安についての批判を強める可能性がある。市場関係者の大半は円相場について米国が批判することはないと考えているが、日本円の先安観は後退するとの声が聞かれている。ドル・円については具体的なドル買い材料が影響されない場合、113円台前半が当面の上値目途になる可能性がやや高まっている。 《CS》
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