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今日の為替市場ポイント:中国4-6月期GDPなどの経済指標を見極める展開

2018/7/16 7:46 FISCO
*07:46JST 今日の為替市場ポイント:中国4-6月期GDPなどの経済指標を見極める展開 13日のドル・円相場は、東京市場では112円49銭から112円80銭まで上昇。欧米市場でドルは112円80銭から112円28銭まで下落し、112円36銭で取引を終えた。 本日16日のドル・円は、主に112円台前半で推移か。中国の4-6月期国内総生産(GDP)などの経済指標を見極める展開となりそうだ。市場予想と一致した場合、ドルは底堅い動きとなる見込み。 中国国家統計局は16日、4-6月期国内総生産(GDP)を発表する。市場予想は前年比+6.7%で1−3月期の+6.8%をやや下回る見込み。個人消費の伸びは鈍化しているとみられているが、4−6月期の鉱工業生産は順調に推移していることや財新総合PMIの数値を参考にすると、中国経済は順調に拡大していると推測される。 ただし、米国と中国は互いに貿易制限措置に踏み切ったことから、今年後半の中国の経済成長は大幅に鈍化するとの見方が増えている。市場関係者の間からは「米国と中国は経済的に相互依存の状態にあり、貿易制限措置は双方の利益にならないことは明白」との声が聞かれている。 報道によると、中国外交担当トップは14日、北京での「世界平和フォーラム」で「中国市場は今後15年間で24兆ドルの商品を輸入する見通し」と述べた。中国政府は外国製品の輸入拡大の方針を提示しており、米中の貿易制限が続いた場合、米国以外からの輸入額は大幅に増える可能性がある。これに伴い、米ドル需要は今後減少するとみられており、人民元相場にも大きな影響を及ぼすことが予想される。 《MK》