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米国株見通し:対中制裁関税の発動決定期限迫り上げ渋りか

2018/7/5 18:32 FISCO
*18:32JST 米国株見通し:対中制裁関税の発動決定期限迫り上げ渋りか S&P500先物  2723.75(+10.50) (18:00現在) ナスダック100先物  7052.00(+28.25) (18:00現在)  18時00分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は堅調推移。NYダウ先物は80ドル高程度で推移している。欧州株式市場は全面高。時間外取引のNY原油先物は0.40ドルほど下落。こうした流れを受け、5日の米株式市場は買い先行で始まろう。  明日までに米国が対中制裁関税を発動するのかが引き続き注目され、相場の重しになる。中国商務省は、「米国が始めた貿易戦争を戦うことは望まない」としながらも、「米国の対中関税が発動されれば、中国の対米関税を即座に発効する」と表明している。NY原油先物については、米原油在庫の減少予想やユーロ・ドル反発による割安感から上昇が見込まれ、買い材料になる可能性がある。  本日発表となる米経済指標は、6月ADP雇用統計(民間雇用者数)や6月ISM非製造業総合景況指数があり、ADP雇用統計は前月を上回る伸びが予想されている。また、ISM非製造業総合景況指数も前月並みの水準が予想され、株価にポジティブな材料となる可能性がある。それと米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(6/12-13開催分)の発表もあり、景気拡大基調を背景に年内の利上げペース加速が改めて示されようが、通商問題への懸念が盛り込まれるか注目される。 《KK》