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株主総会集中日で個別物色の流れへ【クロージング】

2018/6/27 16:16 FISCO
*16:16JST 株主総会集中日で個別物色の流れへ【クロージング】 27日の日経平均は反落。70.23円安の22271.77円(出来高概算13億6000万株)で取引を終えた。中国による対米投資制限についてトランプ政権の間で意見の相違があることが報じられ、26日の米国市場は買い戻しが先行。また、原油相場の上昇も材料視される格好となった。小幅に下落して始まった日経平均だが、その後は不安定な流れの中、前場半ばには一時22205.34円まで下げ幅を広げる局面もみられた。ただ、22200円を割り込むことなく、その後は下げ渋るものの、こう着感の強い相場展開となった。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは原油高を背景に石油石炭が上昇したほか、パルプ紙、鉱業、水産農林、小売、精密機器が上昇。半面、決算期末要因からゴム製品が下落率トップ。空運、海運、非鉄金属、機械、輸送用機器が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ホンダ<7267>、アステラス製薬<4503>、ソフトバンクG<9984>が重石となる一方で、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>が下支えとなった。 日経平均はこう着感の強い相場展開となったが、一先ず落ち着いた値動きとなっている。物色はリスク回避的な流れの中で、内需・ディフェンシブ系にシフトしているほか、個人は中小型株での短期値幅取り狙いの売買が中心。米中貿易摩擦に対する警戒感は依然として強いものの、市場は冷静に対応しているように映る。明日は株主総会集中日となることもあり、個別物色の流れが一段と強まりやすいだろう。また、NT倍率の修正の流れから、銀行株の動向も引き続き注視しておきたいところである。(村瀬智一) 《AK》
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4911 東証プライム
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大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6954 東証プライム
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CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
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自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
9983 東証プライム
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+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17