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後場に注目すべき3つのポイント~朝安後は戻り試すが手掛けづらさ残る

2018/6/26 12:41 FISCO
*12:41JST 後場に注目すべき3つのポイント~朝安後は戻り試すが手掛けづらさ残る 26日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日続落、朝安後は戻り試すが手掛けづらさ残る ・ドル・円は弱含み、貿易摩擦への警戒で円買い ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■日経平均は3日続落、朝安後は戻り試すが手掛けづらさ残る 日経平均は3日続落。116.82円安の22221.33円(出来高概算6億8000万株)で前場の取引を終えている。 25日の米国市場でNYダウは大幅反落し、328ドル安となった。トランプ政権が中国企業への対米投資制限などを検討していることが報じられ、米中の対立が激化するとの懸念が強まった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで177円安からスタートすると、朝方には一時22104.12円(234.03円安)まで下落した。ただ、ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長が報道を否定し、「投資制限の計画はない」と発言したことも伝わり、米株価指数先物とともに日経平均は下げ渋る展開となった。 個別では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>といった指数寄与度の大きい値がさ株や、村田製<6981>、日本電産<6594>、キーエンス<6861>といったハイテク株の一角が2%超下落した。ソフトバンクGは通信子会社が来月にも上場申請すると報じられたが、反応は限定的だった。その他売買代金上位では、任天堂<7974>、ソニー<6758>、東エレク<8035>などが軟調で、トヨタ自<7203>は小安い。一方、三菱UFJ<8306>、SUMCO<3436>、東海カーボ<5301>、三井住友<8316>などは小じっかり。また、ヴィンクス<3784>やVコマース<2491>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。セクターでは、石油・石炭製品、鉱業、サービス業などが下落率上位。半面、水産・農林業、電気・ガス業、パルプ・紙などが上昇率上位となった。内需・ディフェンシブセクターが堅調だった。 日本株は米通商政策の動向を睨みながら一進一退の展開となっている。対米投資制限の検討については前日に伝わっていたうえ、米高官から火消し発言が出たこともあり、本日の日経平均は朝安後に戻りを試す形となった。しかし、為替市場では米高官の発言が伝わる前の水準まで再び円高が進んでおり、後場の日経平均は戻り一服となる可能性がある。新たな対中政策の内容が明らかとなるまで、米中対立リスクが燻る銘柄は積極的に手掛けづらいだろう。内需・ディフェンシブ系銘柄への資金シフトが進むとみられる。 また、今週は小売企業を中心に3-5月期決算が発表される。前日の決算発表企業では高島屋<8233>やあさひ<3333>が買われる一方、しまむら<8227>が急落するなど反応はまちまちとなっている。しかし、相場全体に手掛けづらさが広がるなか、決算を手掛かりとした小売株の物色が活発化しそうだ。なお、本日は日本オラクル<4716>が決算発表を予定している。 ■ドル・円は弱含み、貿易摩擦への警戒で円買い 26日午前の東京市場で、ドル・円は弱含み。世界的な貿易摩擦への警戒が根強くリスク回避的な円買いが続き、ドルは一時109円30銭台に値を下げた。 ドル・円は、米中間の貿易摩擦への懸念で円買いに振れやすく、109円後半から下落基調となった。特に、上海総合指数など中国の株価が大幅安となっており、目先の市場の混乱に警戒が広がっているようだ。 ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いのため目先の日本株安継続が見込まれ、リスク回避的な円買いに振れやすい。また、米株式先物も引き続きマイナス圏での推移で、今晩の米株続落を警戒したドル売りも観測される。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円37銭から109円78銭、ユーロ・円は128円07銭から128円52銭、ユーロ・ドルは1.1699ドルから1.1716ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ヴィンクス<3784>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984> ■経済指標・要人発言 ・安倍首相 「TPPへの復帰こそが米国の経済や雇用にとってもプラスになる」 ・日・5月企業向けサービス価格指数:前年比+1.0%(予想:+1.0%、4月:+1.0%←+0.9%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《HH》
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アフィリエイト広告等のマーケティングソリューションズ事業、ECモール向けクリック課金型広告等のECソリューションズ事業が柱。宿泊予約システム等も。新規事業領域、トラベルテック領域への投資加速を図る。 記:2024/05/16
3333 東証プライム
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4716 東証スタンダード
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5301 東証プライム
881.8
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6594 東証プライム
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時価総額 3,542,526百万円
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6758 東証プライム
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業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
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時価総額 5,784,295百万円
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時価総額 41,798,997百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
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世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,620
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+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8227 東証プライム
8,498
10/11 15:00
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時価総額 627,382百万円
総合衣料品店「ファッションセンターしまむら」を運営。低価格の衣料に強み。若者向け業態「アベイル」やベビー業態「バースデイ」等も。27.2期売上高7190億円目標。高価格帯商品の拡充などブランド力向上図る。 記:2024/05/06
8233 東証プライム
1,221.5
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時価総額 400,231百万円
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1,552
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+26.5(1.74%)
時価総額 20,613,656百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
3,167
10/11 15:00
+46(1.47%)
時価総額 12,428,993百万円
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9983 東証プライム
54,490
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時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17