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後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが下支え、外需へのシフトを見極め

2018/4/11 13:40 FISCO
*13:40JST 後場に注目すべき3つのポイント~ソフトバンクGが下支え、外需へのシフトを見極め 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、ソフトバンクGが下支え、外需へのシフトを見極め ・ドル・円は下値が堅い、米CPI見極めムードか ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543> ■日経平均は反落、ソフトバンクGが下支え、外需へのシフトを見極め 日経平均は 日経平均は反落。43.89円安の21750.43円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場では米中貿易摩擦への警戒感が後退した流れからNYダウは428ドル高となったが、昨日の段階で米国株高を織り込む形で上昇しており、市場の反応は限られた。ソフトバンクG<9984>の指数インパクトから小幅に上昇して始まった日経平均だが、その後こう着感の強い相場展開の中、NYダウ先物の弱い値動きもあって、前場半ばには下げに転じている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは原油相場の上昇から、石油石炭、鉱業が3%を超える上昇。海運、非鉄金属、証券、鉄鋼、機械、保険、卸売がしっかり。一方で、小売、サービス、精密機器、食料品、水産農林、医薬品など内需・ディフェンシブを中心に利益確定の流れが優勢だった。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、テルモ<4543>、花王<4452>が重石になる半面、ソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>、信越化<4063>、TDK<6762>が下支え。 ソフトバンクG<9984>の上昇によってファーストリテ<9983>、テルモ<4543>の2社の下落分を吸収する格好であるが、内需・ディフェンシブ系を中心に幅広く利益確定の売りに押されており、日経平均のプラスキープは難しかったようだ。NYダウ先物が弱含みで推移しているため、利益確定に向かわせている面もありそうだ。また、週末にオプションSQを控えていることも、手掛けづらくさせているとみられる。 もっとも、日経平均は5日線をキープしており、底堅さは意識される。東エレク<8035>が下げに転じるなどハイテクの戻りの鈍さが嫌気されそうだが、まずはソフトバンクG<9984>の強い値動きが安心感につながるところ。TOPIXが下落して終えていることもあり、後場は日銀のETF買い入れへの思惑が売り込みづらくさせよう。北朝鮮・最高人民会議(第13期6回会議)開催などもあって上値追いは慎重になりそうだが、内需から外需へのシフトが続くようだと、日経平均の緩やかなリバウンド期待は高まろう。 (村瀬智一) (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は下値が堅い、米CPI見極めムードか 11日午前の東京市場で、ドル・円は11日午後の東京市場で、ドル・円は107円付近で下値の堅い値動きとなっている。日経平均株価や米株式先物のマイナス圏推移で、リスク選好的な円売りは後退。また米10年債利回りの弱含みでドル買いも入りづらい。ただ、今晩発表の米3月消費者物価指数(CPI)で今後の引き締め加速への期待が高まる可能性から、ドル売りは仕掛けづらいようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円97銭から107円26銭、ユーロ・円は132円28銭から132円54銭、ユーロ・ドルは1.2351ドルから1.2365ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・サムシングHD<1408>やマネックスG<8698>など5銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はテルモ<4543> ■経済指標・要人発言 ・カプラン米ダラス連銀総裁 「逆風を考慮し、米利上げは段階的かつ辛抱強く行うべき」 「米利上げは今年3回にすべきというのが依然として基本ケース」 「2018年の米経済は比較的堅調、成長率は2.5-2.75%に」 「2019年の成長率はやや鈍化、2020年までに1.75%に」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・15:15 黒田日銀総裁あいさつ(信託大会) <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 10件
465
9/25 15:00
+7(1.53%)
時価総額 1,913百万円
住宅向け地盤改良工事が主力。地盤調査、地盤保証サービスも。地中土壌採取管、地中土壌採取装置の特許を取得。ITbookと経営統合に関する覚書を締結。ボーリング調査は受注件数増加。17.12期は大幅増益。 記:2018/04/19
4063 東証プライム
6,056
10/8 15:00
-86(-1.4%)
時価総額 12,258,089百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4452 東証プライム
6,955
10/8 15:00
-161(-2.26%)
時価総額 3,303,625百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4543 東証プライム
2,900.5
10/8 15:00
+57(2%)
時価総額 4,323,767百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6762 東証プライム
1,920.5
10/8 15:00
-42(-2.14%)
時価総額 3,733,183百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,119
10/8 15:00
-146(-3.42%)
時価総額 4,158,324百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,460
10/8 15:00
-190(-0.74%)
時価総額 12,007,776百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8698 東証プライム
616
10/8 15:00
-16(-2.53%)
時価総額 164,747百万円
コインチェック、米TradeStationなどを傘下に収める持株会社。しずおかFGが筆頭株主。NTTドコモと資本業務提携。アセットマネジメント事業を強化。ロボアドバイザーサービスの運用残高は順調増。 記:2024/08/01
9983 東証プライム
50,140
10/8 15:00
-310(-0.61%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,581
10/8 15:00
-164(-1.88%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17