マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 4:24:05
9,387,689
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

新年度入りに伴う需給改善期待が下支え【クロージング】

2018/4/3 16:03 FISCO
*16:03JST 新年度入りに伴う需給改善期待が下支え【クロージング】 3日の日経平均は続落。96.29円安の21292.29円(出来高概算13億1000万株)で取引を終えた。連休明けのハイテク株を中心とした米株安の流れを受けて売りが先行し、一時21056.02円と下落幅は300円を超える場面もみられた。しかし、その後はじりじりと下げ渋る展開となるなか、後場に入ると新年度入りによる資金流入や日銀のETF買い入れへの思惑等から下げ幅を縮小。大引けにかけては短期筋のシュートカバーも誘い込む格好となった。 東証1部の騰落銘柄は値下がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは石油石炭、その他製品、海運、その他金融、電気機器の弱さが目立つ。一方で、水産農林、陸運、小売、電力ガスなど内需・ディフェンシブ系がしっかり。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>が軟調な半面、ファーストリテ<9983>、資生堂<4911>、中外薬<4519>が下支え。 日経平均は52週線が支持線となるなか、その後は5日線を回復し、200日線を捉えてきている。調整トレンドではあるが、新年度入りに伴う需給改善期待が売り込みづらくさせているようである。ギャップ・ダウン後の底堅い値動きにより、海外勢の需給動向にも変化がみられている可能性がある。 引き続き外部環境の不透明要因から積極的な上値追いは限られそうだが、内需ディフェンシブ系へのシフトから市場は冷静に映る。また、IPO銘柄の活況が目立っており、個人主体の中小型株物色についても安心感につながろう。とはいえ、幅広い銘柄が物色されているわけではないため、強いトレンドが続いている直近IPOに絞られそうである。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 6件
4519 東証プライム
7,105
10/11 15:00
+156(2.24%)
時価総額 11,929,707百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4911 東証プライム
3,690
10/11 15:00
±0(0%)
時価総額 1,476,000百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17