マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/14 0:22:47
9,276,801
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~膠着も底堅さが意識され先高期待に

2018/4/2 12:40 FISCO
*12:40JST 後場に注目すべき3つのポイント~膠着も底堅さが意識され先高期待に 2日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、膠着も底堅さが意識され先高期待に ・ドル・円はもみあい、日本株高で新規の買い ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は続伸、膠着も底堅さが意識され先高期待に 日経平均は続伸。107.71円高の21562.01円(出来高概算4億6000万株)で前場の取引を終えた。先週末の海外市場が休場だったこともあり、手がかり材料軟の中、朝方は3月の全国企業短期経済観測調査(短観)の結果を受けて、やや利益確定の流れが先行した。ただし、寄付き直後につけた21403.89円を安値にプラス圏を回復、じりじりと上げ幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は値上がり、値下がり数が拮抗。セクターでは電力ガス、その他製品、空運、保険、鉄鋼がしっかり。半面、パルプ紙、精密機器、不動産、石油石炭、銀行が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、TDK<6762>が牽引。 寄付き前に発表された短観は、業況判断指数DIが大企業・製造業がプラス24と、前回2017年12月調査のプラス26から悪化。これを受けて朝方は利食い優勢の展開となった。ただし、その後は25日線を突破し、同線を挟んでの底堅さが意識されている。短観の影響も限られており、新年度を意識した需給改善期待が高まりやすそうである。週明けの海外も欧州などは休場となるため手掛けづらさはあるが、下値の堅さが意識されてくるようだと、25日線からの上放れが意識されてくる。 物色については、中小型株は次第に利食いに押されてきているが、スタンスとしては押し目拾いになりそうだ。また、このところ急落している米大手ハイテク銘柄に対するアナリストや証券会社の投資判断は概ね現状維持。業界を襲った一連の悪いニュースでも、そうした人気銘柄への信頼は砕かれなかったと、米紙が報じている。週明けの米ハイテク株のリバウンドが意識されてくることで、日経平均も底堅さが意識されよう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円はもみあい、日本株高で新規の買い 2日午前の東京市場で、ドル・円はもみあい。日本株の上げ幅拡大を手がかりに、新年度入りに伴うドル買いに振れた。 ドル・円は、106円前半を中心とした値動き。新年度入りに伴いドル買い・円売りが観測される。日経平均株価の上げ幅拡大が手がかり。 ランチタイムの日経平均先物は堅調な値動きを維持。目先の日本株高継続期待したドル買い・円売り流れが続くとみられ、ドルの下値は堅そうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は106円19銭から106円41銭、ユーロ・円は130円81銭から131円10銭、ユーロ・ドルは1.2311ドルから1.2326ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・カイノス<4556>や三光産業<7922>など3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 ・菅官房長官 「日米首脳会談では、自由貿易の重要性も議論する」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 5件
4556 東証スタンダード
1,225
10/11 15:00
+17(1.41%)
時価総額 5,585百万円
臨床検査薬メーカー。生化学検査試薬、免疫血清検査試薬が主力。新型コロナウイルス検査試薬等も手掛ける。婦人科・性腺ホルモンの免疫検査試薬6項目の製造・販売を開始。クレアチニン測定試薬の拡販等に注力。 記:2024/05/02
6762 東証プライム
1,887
10/11 15:00
-12(-0.63%)
時価総額 3,668,064百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
7922 東証スタンダード
381
10/11 15:00
+5(1.33%)
時価総額 2,811百万円
特殊印刷製品メーカー。シールやラベル、ステッカーのほか、表示板、操作パネル等も手掛ける。ラベルで国内トップシェア。豊富な加工実績などが強み。得意先は約1300社。品質評価分野、日用品分野等で顧客開拓推進。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10