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目先はインデックス売買に振らされない中小型の好業績銘柄へ【クロージング】

2018/2/7 16:29 FISCO
*16:29JST 目先はインデックス売買に振らされない中小型の好業績銘柄へ【クロージング】 7日の日経平均は小反発。35.13円高の21645.37円(出来高概算23億3000万株)で取引を終えた。6日の米国市場では荒い値動きとなったが、買戻しが優勢となり、NYダウは567ドル高と主要株価指数は大きく反発。この流れを受けてシカゴ日経225先物清算値は大阪比735円高の22245円と大きく上昇する中、日本株市場もインデックスに絡んだ商いを中心に買いが先行した。しかし、前場半ばに22353.87円まで上げ幅を広げたが、その後は次第にこう着感の強い相場展開となり、後場に入ると戻りの鈍さから引けにかけて上げ幅を縮めている。円相場は1ドル109円20銭台とやや円高に振れて推移していたほか、NYダウ先物が200ドル安程度と弱含みに推移していたことなどが、慎重にさせていた。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。ただし、前引け時点では1900を超えていた。セクターでは石油石炭、医薬品、パルプ紙、鉱業がしっかり。半面、海運、食料品、その他金融、証券、建設、繊維がさえない。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>が前引け段階では日経平均を約40円弱押し上げていたが、後場に入り下げに転じており、大引けでは日経平均を約23円押し下げている。 日経平均は自律反発をみせたものの、前日に空けたマド下限での攻防から、戻り待ちの売り圧力に押された格好。一目均衡表では雲下限が上値抵抗として跳ね返されている。円相場が109円前半レベルでの推移をみせているほか、NYダウ先物が不安定な値動きをみせており、手掛けづらくさせているようである。また、本日だけでも200社程度の決算発表が予定されており、インデックスに絡んだ売買の他は、積極的な資金は入りづらいところであろう。足元の荒い値動きから、ショートポジションも積み上がりにくい一方で、押し目買いのポジションが戻りの鈍さによって需給面での重しになる可能性もあり、慎重姿勢が続きそうだ。オーバーシュート気味な価格が付きやすく、目先はインデックス売買に振らされない中小型の好業績銘柄の押し目拾いになりそうだ。(村瀬 智一) 《AK》
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