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後場に注目すべき3つのポイント~好決算銘柄を冷静に拾う

2018/2/5 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~好決算銘柄を冷静に拾う 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続落、好決算銘柄を冷静に拾う ・ドル・円は110円割れ、日本株の大幅安で ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■日経平均は大幅続落、好決算銘柄を冷静に拾う 日経平均は大幅に続落。565.51円安の22709.02円(出来高概算10億株)で前場の取引を終えた。一時22671.32円まで下げ幅を広げる局面もみられており、昨年12月半ば以来の水準を付けている。2日の米国市場でNYダウは665ドル安と大きく下落し、25日線を一気に割り込んできている。シカゴ日経225先物清算値は23000円を下回っており、これにサヤ寄せする格好となった。いったんは下げ渋る局面もみられたが、円相場が1ドル110円を割り込んだほか、グローベックスのNYダウ先物が200ドル程度下げていることもあり、じりじりと下げ幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1900を超えており、全面安商状に。セクターでは33業種全てが下げており、鉱業、石油石炭、非鉄金属の下落率は4%を超えている。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、TDK<6762>が日経平均を押し下げている。 日経平均はオーバーシュート気味に下げ幅を広げており、昨年12月半ば以来の水準を付けている。これにより13週線を割り込んでおり、今後は同線が上値抵抗として意識されてくる可能性がある。一方で日足形状では75日線を割り込んできており、ボリンジャーバンドでは-2σ水準まで下げており、売られ過ぎ感が意識されてくる。一目均衡表では遅行スパンは実線を割り込み、下方シグナルを発生させたが、雲上限までの下げによって調整一巡感が意識されてきそうだ。 また、ホンダ<7267>、ソニー<6758>が堅調に推移しているなど、好決算銘柄への物色がみられており、地合いは悪くないだろう。今週も1000社を超える決算発表が予定されており、日経平均の不安定な値動きを横目に、個別での日替わり物色が続きそうである。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は110円割れ、日本株の大幅安で 5日午前の東京市場でドル・円は弱含み。日本株の大幅安でリスク回避的な円買いに振れ、ドルは110円台を割り込んだ。 2日の米株安を背景に日経平均株価は前週末比600円近く下げ、リスク回避的な円買いが先行。ドル・円は、米1月雇用統計を受け節目の110円台を回復したが、週明けアジア市場では円買いが強まりドルは109円台に弱含んだ。 その後、正午にかけて日本株売りは一服し、ドル・円は下げ渋る展開となった。ランチタイムの日経平均先物は大幅安だが、日銀のETF買い期待で目先の日本株の下げ幅縮小が期待され、リスク回避的な円買いはやや弱まっているようだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円79銭から110円29銭、ユーロ・円は136円70銭から137円21銭、ユーロ・ドルは1.2425ドルから1.2458ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・インソース<6200>やグランディハウス<8999>がストップ安 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954> ■経済指標・要人発言 ・イラン石油相 「10万バレルの増産可能」 ・中・1月財新サービス業PMI:54.7(予想:53.5、12月:53.9) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> 特になし <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 9件
6200 東証プライム
1,045
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-4(-0.38%)
時価総額 89,079百万円
講師派遣型研修事業が主力。公開講座事業やITサービス事業、eラーニング・動画販売等も。取引先は製造業や官公庁関連など4万5000組織超。講師派遣型研修事業は中堅企業中心に民間企業の研修実施回数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
2,810.5
10/8 15:00
-70(-2.43%)
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6762 東証プライム
1,920.5
10/8 15:00
-42(-2.14%)
時価総額 3,733,183百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,119
10/8 15:00
-146(-3.42%)
時価総額 4,158,324百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,566
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-36(-2.25%)
時価総額 8,510,090百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
8035 東証プライム
25,460
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-190(-0.74%)
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世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8999 東証プライム
575
10/8 15:00
-6(-1.03%)
時価総額 17,723百万円
用地を仕入れて分譲住宅を建築・販売。中古住宅販売やリフォームにも注力。地盤の北関東から南関東に進出。不動産販売は伸び悩む。建設費の高騰も重し。不動産賃貸が好調。賃貸オフィス等の高稼働、パーキング事業も堅調。 記:2024/08/21
9983 東証プライム
50,140
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-310(-0.61%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,581
10/8 15:00
-164(-1.88%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17