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個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】

2018/1/29 9:36 FISCO
*09:36JST 個人投資家PIPE-gii:独自総合指数で今週を分析!!【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。 ------- ※2018年1月29日8時に執筆 ■算出根拠となる独自総合指数値は、3.190(前日比↑) :(前日3.160) ◆米10年債金利:2.660(前日比↑) ◆米2年債金利:2.120(前日比↑) ◆米10・2年債金利差:0.540(前日比↑) ◆日米10年金利差: 2.584(前日比↑) ◆ドル円: 108.59円(前日比↓) ◆NY金:1,348.40(前日比↓) ◆日経225先物: 23,730円(前日15時比↑) ■今週の日経平均株価予想(1月29日~2月2日) 始値:23,735 円(先週末比↑) 高値:24,079 円(先週末比↑) 安値:23,486 円(先週末比↓) 終値:23,750 円(先週末比↑) ■今週の日経平均株価予想 NY市場の米10年債金利は上昇とドル円は下落とNY金は下落。独自総合指数は、年初来の高値と低値の半値戻して3.190(前日比↑)と上昇。朝の日経225先物は23,730円(前日15時比110円高)で始まる。始値は日経225先物にさや寄せて23,735円辺りで始まり、高値は24,079円(1月SQ値プラス1.5%)辺りと予想。高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。週間では23,486円(1月SQ値マイナス1.0%)辺りまで下げる場面もあると見ていますが、安値圏では、押目買いと個別物色が期待できるでしょう。終値は、上げ幅を縮めて23,750円辺りまで戻すと想定。ドル円は円高圧力になっていて、株価の重石になっているようです。日柄チャートの25日移動線(23,480円)辺りが支持線を継続して、下値は堅いでしょう。また、今週より企業決算発表が本格化、業績内容を吟味しながらの個別物色の買いが活発になりそうです。 ◆12月のメジャーSQ値(22,590円)と1月SQ値(23,723円)で、この値ラインを意識して日々の値動きをリサーチしています。 ■今週のドル円予想 上限値109.80円~下限値107.80円レンジ!! ■16:00時点は108.59円辺りで始まり、独自総合指数は3.190(前日比↑)と上昇、米10年債金利は上昇とNY金価格は下落。高値は109.80円辺りと予想、高値圏では、利益確定売りで上値は重いでしょう。安値は107.80円辺りまで下げて、安値圏では押目買いが入ることも期待できるでしょう。日足チャートの3日移動線(109.27円)を挟んでの展開を想定、高値圏では上値が重いでしょう。36日移動線(111.98円)が56週移動線(112.13円)を更にデッドクロスしていて、36日・18週・56週移動線は下方向に進行、ドル円は緩やかな下落トレンドで推移するでしょう。また、これまで投機筋ポジション(11月1週から)のドル買い越しが摘み上がっていて、海外勢と投機筋の円買いポジション移行には、注意したいところでしょう。地政学リスク要因次第では、大きく動く場面もあるでしょう。 ◆米10年債金利は、一時は2.610辺りまで低下したものの、1月26日にダボス会議でトランプ大統領の演説が好感され2.672と急上昇、その後低下して2.660(前日比↑)で推移。日米金利差が拡大したものの、ドル円は下落していて、上値が重くなっています。米長短金利差は0.540(前日比↑)辺りで最低値圏を継続、ドル円との乖離幅が縮まって、ドル円が米長短金利差に接近してきていて、円高圧力になっているようです。 ◆米2年債金利は、概ね日経平均株価と連動性が高く株価の先行指標、また米国景気・経済の先行指標と言えるでしょう。足元の米2年債金利は2.120(前日比↑)で2008年9月以来の高値水準をつけ、株価の引き上げ効果で米国株は史上最高値圏になっています。米政権の不透明性と地政学リスクで、米2年債金利の急低下には注意が必要です。 ◆ドル円の今後3月末辺りまでは、上限値110.50円から下限値107.00円レンジ内で、トレンドは緩やかな下落が想定されそうです。 (注)米長短金利差は、米国金融政策と米国経済に敏感に反応して動き、米景気の先行指標と言われています。ドル円と米長短金利差では、概ね米長短金利差が先行して動き、ドル円との乖離幅は時間とともに収斂してどちらかに接近します。 --------- 執筆者:PIPE-gii ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!! ※毎朝8時半前後に更新 《WA》