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個人投資家・株大臣福ちゃん:深層学習で新たな取り組みがスタート!その関連銘柄とは?【FISCOソーシャルレポーター】

2018/1/26 10:59 FISCO
*10:59JST 個人投資家・株大臣福ちゃん:深層学習で新たな取り組みがスタート!その関連銘柄とは?【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株大臣福ちゃん」氏(ブログ「株大臣福ちゃんの株会議」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年1月24日11時に執筆 人口知能(AI)やモノのインターネット(IoT)など世の中には新たなテクノジーが続々と登場している。また、人間の代わりに仕事を請け負ってくれるロボットの存在も目立つようになってきた。しかしながら、そういったロボットなどの行動を支配するのは、結局のところ人であり、現段階ではロボットが完全に独立するまでには至っていない。そこで注目されている技術が「深層技術」だ。最近では国内で新たな実証実験がスタートしたとの報道もあり、今回はその関連銘柄を紹介する。 〇深層学習で描く未来 現在、世の中にあるロボットの多くは、自らの考えをもって行動をすることができない。事前に人間がプログラミングした内容でしか動くことができないのだ。その常識を覆す技術として注目されているのが「深層学習」というわけだ。 深層学習が機械にもたらす能力は大きく2つに分類される。まずは画像認識を基盤とする状況の認識機能。そしてもうひとつが、その認識結果を基に適切な行動を生成・実行する制御機能が挙げられる。 これらのメリットを最大限に生かそうと多くの企業が開発に着手している。将来的には従来は人の手でしかできなかった仕事を、すべてロボットや機械が代替してくれる時代が来るかもしれない。またいつかはAIがAIを作ることだって可能になるだろう。 〇深層学習での新たな実証実験がスタート 2018年1月22日、東京都千代田区の新丸の内ビルディングで深層学習の画像解析を活用した新たなサービスの実証実験がスタートした。その内容とは、実際に道に迷っている人やしゃがみこんでいる人、車いすに乗っている人といった「困っている人」を防犯カメラが検知して、警備員のスマートフォンまで通知されるというもの。 これまでにも警備員の「目視」でそういった困っている人を見つける作業をしてきたものの、いくつもの防犯カメラがある場所では人力では限界がある。一方でこうした深層学習の技術を現場で取り入れることによって、少ない警備員で、安心・安全な警備体制に繋げていくサービスの実現なども可能になると考えられている。 ○深層学習を活用した新型警備関連銘柄 <8802>三菱地所 不動産サービス事業、ビル事業、住宅事業などの不動産事業を展開。近年では丸の内近辺の再構築も推進しており、今回実証実験が行われた新丸の地ビルディングは同社が保有している。また今後は自社が保有する他のビルでもこのシステムを導入していくことを明らかにした。こういったことからも、深層学習を活用した新型警備関連銘柄として注目を集める可能性もあるかもしれない。 <2331>綜合警備保障 法人・個人向けのセキュリティサービスを手掛けている。常駐警備においては国内トップシェアを誇っており、近年では介護事業やビルメンテナンス事業にも注力している。今回の実証実験は同社が警備を任されているビルが対象だという。実証実験の結果などを受けて、より充実した警備体制を整えていくことに繋がる可能性もあるだろう。こういった背景からも、深層学習を活用した新型警備関連銘柄として今後注目される展開も期待される。 <3993>PKSHA Technology 機械学習技術・自然言語処理技術・深層学習技術を中心に関連モジュールを複数開発している。今回の実証実験では、同社が開発した「Vertical Vision」という画像解析エンジンが使われており、今後注目が集まることも予想される。このことからも、関連銘柄として注目度は高くなりそうだ。 <3666>テクノスジャパン ERP(基幹業務システム)導入支援に注力。他にもビックデータ事業も手掛けている。また自動運転技術のZMPと提携を結ぶなどの動きを見せている。近年のAI・IoT市場をけん引し、深層学習活用の支援サービスを行うなど急成長を遂げている。今回の実証実験から再注目を集める可能性があり、深層学習関連銘柄として期待できる銘柄だ。 <9984>ソフトバンクグループ アメリカ携帯大手のスプリント、英イギリス半導体設計大手のアーム、ネット検索大手のヤフーなどを傘下に。また子会社であるソフトバンク コマース&サービスがアメリカのNVDIAと販売代理店契約を結んだと発表された。これに伴って深層学習に特化したサーバーなどの販売を開始する。こういった背景からも、深層学習関連銘柄として期待値は高い。 〇福ちゃん的まとめ AIやIoTのことに関しての知識はあっても、深層学習に対してはあまり見識がないという人も多いだろう。しかしながら、海外の大手IT企業を中心に実用化に向けた開発が進められている。国内でも今回の実証実験が布石となって、今後はさらに注目を集める存在となるだろう。 このほかにも様々なテーマ株における銘柄紹介をブログにて定期的におこなっている。検索サイトで「株大臣福ちゃんの株会議」と検索してもらって是非ともチェックして欲しい。 ---- 執筆者名:株大臣福ちゃん ブログ名:株大臣福ちゃんの株会議 《WA》
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時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17