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個人投資家株番長:ブロックチェーン関連銘柄 仮想通貨相場から得られるメリット【FISCOソーシャルレポーター】

2018/1/23 20:31 FISCO
*20:31JST 個人投資家株番長:ブロックチェーン関連銘柄 仮想通貨相場から得られるメリット【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家株番長氏(ブログ「株番長の注目銘柄」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ---- ※2018年1月22日12時に執筆 ブロックチェーン技術は、昨年価格が急騰したことで話題を集めた仮想通貨取引に活用されている技術だ。情報の安全な管理などにも役立つ技術であり、将来性が大いに期待できる。関連銘柄にも仮想通貨価格の変動や実用化の進展に伴って恩恵が波及すると考えられる。 ■仮想通貨価格は急落も投機熱が冷めるメリットあり ブロックチェーン技術が活用されている仮想通貨。2018年に入ってから主力とされるビットコインをはじめとし、様々な仮想通貨の価格が急落する場面があった。 仮想通貨価格が低迷すれば、投機熱が冷めることとなる。短期的には仮想通貨取引が盛り上がらなくなることでブロックチェーン関連銘柄への悪影響が懸念される。一方で、投機熱が和らぐことで中長期的には仮想通貨への信頼度が高まる可能性もある。 価格変動リスクが小さくなれば、決済手段などとして仮想通貨が使われる場面が増えると考えられるからだ。すでにビットコイン先物が上場するなど、仮想通貨の価格変動リスクをヘッジする手段も整備されてきている。 仮想通貨の存在も広まりつつあることから、ブロックチェーン技術についても活用される場面が増えるのではないか。 ■データの電子管理などが進めば大きく成長できる ブロックチェーン技術は仮想通貨ビットコインの基盤技術であるが、非常にセキュアであること、さらにはコスト削減などの効果が期待できることから、情報の安全管理にも役立つ。従来は紙媒体で保存されていたデータなどの電子管理が進んでいることから、コストを下げつつ高い安全性を確保できる管理を目指す中でブロックチェーン技術が活用されることが期待できる。すでに中東の一部では政府がブロックチェーン技術を活用した情報管理に取り組んでいる。 また、インターネット通販の利用が伸び続けていることで、手軽な決済手段を求める流れも強まると考えられる。クレジットカードよりも低コストな決済手段として仮想通貨の活用頻度が高まれば、仮想通貨を支えるブロックチェーン関連銘柄への恩恵が見込める。 国境を越えた決済を行う際に外国為替レートを意識する必要がなくなる点も貿易などにおいて魅力がある。 ■株番長注目のブロックチェーン関連銘柄 <3696>セレス ポイントサイトを運営している。自社のポイントサイトから仮想通貨への交換が可能だ。昨年末には子会社で仮想通貨採掘ビジネスに取り組む旨を発表している。ブロックチェーン技術に注目が集まれば、仮想通貨関連銘柄としての性格も強いセレスへの資金流入が期待できるだろう。 <3853>インフォテリア システム開発やアプリ開発ビジネスに取り組んでいる。仮想通貨ビジネスへの関心が高く、自社HPではプレスリリースと合わせて他企業による仮想通貨関連のリリースを提供している場合がある。システムやアプリの開発で培った技術がブロックチェーン技術を活用するシステムにも活きれば業績アップのチャンスがある。 <9417>スマートバリュー 地方自治体などにクラウドサービスを提供している。クラウドはデータを低コストで管理する上で役立つ。ブロックチェーン技術を合わせて活用することができれば、より低コストで安全性の高いデータ管理につながる可能性がある。 <2428>ウェルネット コンビニエンスストア等における決済代行ビジネスに取り組んでいる。ブロックチェーン技術により仮想通貨が手軽な決済手段となっている。ブロックチェーン技術の進展を有効活用できれば、決済ビジネスを拡大するチャンスだ。 <3807>フィスコ 金融情報を提供するサービスを手がけている。ブロックチェーン技術が普及し仮想通貨決済が一般化すれば、より多くの人々が仮想通貨価格の推移に関心を持つこととなる。金融情報への関心が高まればフィスコの業績に追い風が吹く。また、フィスコ仮想通貨取引所を運営していることもあり、仮想通貨関連としては主力どころの一角と言えるかもしれない。 ■ブロックチェーン関連銘柄 -総括- ブロックチェーン関連銘柄は、仮想通貨価格の変動が報じられる機会が多くなるなど、仮想通貨への関心が高まっていることから注目を集めている。 短期的な仮想通貨価格の急騰・急落に左右されやすい面はあるものの、中長期的には仮想通貨取引は普及していくことが予想される。 インターネット通販利用者の伸びや、クレジットカードよりも導入・決済コストを抑えながら外国人の決済にも対応したい中小商店が増えていることなどを考えると、ブロックチェーン技術が活躍する場面は増えるだろう。 また、コストを抑えつつ高い安全性を保ってデータの管理ができることで、民間企業だけでなく政府の公式文書管理などにも役立つ可能性がある。将来性の大きいテーマであり、短期はもちろん、中長期的な値上がりも楽しみだ。 -------- 執筆者名:株番長 ブログ名:株番長の注目銘柄 《WA》
関連銘柄 5件
2428 東証スタンダード
748
10/11 15:00
+20(2.75%)
時価総額 14,511百万円
マルチ機能集金サービス「ekaiin.com」、マルチペイメントサービス、送金サービス、スマホ電子チケットアプリ「バスもり!」等を手掛ける。配当性向は50%以上目安。付加価値商材の売上シェアは上昇。 記:2024/08/27
3696 東証プライム
1,343
10/11 15:00
-30(-2.18%)
時価総額 15,949百万円
国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営等を行うモバイルサービス事業が主力。DX化支援、ブロックチェーン関連事業等も。モッピーの会員数は525万人超。ブロックチェーン関連はステーキングサービスが順調。 記:2024/06/15
3807 東証グロース
70
10/11 15:00
-2(-2.78%)
時価総額 3,214百万円
独立系金融情報配信会社。法人向けリアルタイムサービス、スポンサー型アナリストレポート等を手掛ける情報サービス事業が主力。暗号資産・ブロックチェーン事業等も。高付加価値サービスなどで案件単価の向上図る。 記:2024/08/02
3853 東証プライム
505
10/11 15:00
-6(-1.17%)
時価総額 8,833百万円
データ連携ツール「ASTERIA Warp」、モバイルアプリ作成ツール「Platio」などの提供を行う。Warpは1万社超の導入実績。Platioは受注社数が順調に拡大。サブスク売上高比率は上昇。 記:2024/07/01
9417 東証スタンダード
300
10/11 15:00
-3(-0.99%)
時価総額 3,080百万円
地域社会の課題解決クラウドプラットフォーム「SMART L-Gov」、モビリティ特化のIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」等を手掛ける。デジタルガバメント部門は契約数が順調に増加。 記:2024/09/01