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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均15連騰、主力大型株からの需給変化を見極める必要

2017/10/23 12:21 FISCO
*12:21JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均15連騰、主力大型株からの需給変化を見極める必要 23日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均15連騰、主力大型株からの需給変化を見極める必要 ・ドル・円は113円77銭、上昇一服、日本株は強含み ・FRB正副議長人事、テイラー教授、パウエルFRB理事、両氏の起用も選択肢 ■日経平均15連騰、主力大型株からの需給変化を見極める必要 日経平均は15営業日続伸。200.61円高の21658.25円(出来高概算8億株)で前場の取引を終えた。衆院選は自公が3分の2を超える圧勝となった。これについては予想通りであり、市場は織り込み済みとなるが、アベノミクス加速や長期安定政権を評価した買いが向かい、日経平均は21700円に乗せて始まった。買い一巡後は利益確定の動きもあり、上げ幅を縮めているが、21600円を上回っての底堅い値動きが続いている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1600を超えており、全体の8割近くを占めている。セクターではパルプ紙、保険、鉄鋼、電気機器、鉱業、金属、機械が上昇。半面、空運、サービス、不動産が小安い。インデックスに絡んだ商いが中心となり、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>の4社で日経平均を約62円押し上げている。 日経平均は15連騰という新記録達成は確実だろう。よりセンチメントが高まりやすく、先高観が強まることになりそうだ。買い一巡後は利食いの動きがみられているが、インデックスに絡んだ売買が中心のため、海外勢の資金流入が継続している需給状況では、先高観は強いだろう。一方で、日経平均が上げ幅を若干縮めているが、依然として高値圏での底堅い値動きをみせるなか、中小型株にはなかなかシフトしづらい面もありそうだ。 中小型株の一角には資金が向かっているが、足元調整による自律反発の域にもみられる。まずは主力大型株からの需給変化を見極める必要があろう。いずれ中小型株へのシフトを想定し、出遅れ感のある銘柄等への押し目拾いのスタンスとみておきたい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円77銭、上昇一服、日本株は強含み 23日午前の東京市場でドル・円は失速。22日の衆院選で与党圧勝を受け、日本株の強含みでドル買い・円売り先行となったが、ドルの上昇は一服した。 衆院選の結果を受け日経平均株価が前週末比200円超高の堅調地合いで推移し、ドルは一時114円10銭まで値を切り上げた。ただ、その後はドル買い一服となり、下げに転じた。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続き、目先の日本株高継続を見込んだリスク選好的なドル買い・円売りの流れに変わりはない。ただ、利益確定売りも出やすく、目先は上値の重い展開となりそうだ。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は113円74銭から114円10銭、ユーロ・円は133円87銭から134円13銭、ユーロ・ドルは、1.1751ドルから1.1765ドルで推移した。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・双信電機<6938>やカーメイト<7297>がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ■経済指標・要人発言 ・米報道官 「FRB正副議長人事、テイラー教授、パウエルFRB理事、両氏の起用も選択肢」 ・メスター・クリーブランド連銀総裁 「自身の予測では経済が一段と強まるため、政策金利は中間見通しに比べ強い利上げを予想」 「失業率は、一段と低下する可能性も」 「緩やかな利上げに満足」 「長期金利は上昇すると予想」 ・トランプ米大統領(Foxビジネス) 「イエレンFRB議長を非常に気に入っている」 「次期FRB議長で3名を検討、ほかにも1、2名」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00 8月景気動向指数改定値・先行(速報値:106.8) <海外> 特になし 《DM》
関連銘柄 6件
6938 東証スタンダード
479
7/16 15:00
+1(0.21%)
時価総額 8,192百万円
電子部品メーカー。大電流ノイズフィルタを業界に先駆けて開発。積層誘電体フィルタ等を手掛ける。23.12期通期はフィルムコンデンサ、ノイズ測定事業が堅調。釜屋電機がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/07
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
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時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7297 東証スタンダード
900
9/27 13:22
+1(0.11%)
時価総額 7,136百万円
カー用品メーカー。ドライブレコーダーやルーフキャリア、カーアクセサリーなどを手掛ける。非金属タイヤチェーン「バイアスロン」で国内販売台数トップ。新製品などの市場導入強化、海外市場への積極展開を図る。 記:2024/08/20
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
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時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(2.53%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17