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今日の為替市場ポイント:米長期金利低下などを意識して円買い継続の可能性

2017/10/16 8:33 FISCO
*08:33JST 今日の為替市場ポイント:米長期金利低下などを意識して円買い継続の可能性 13日のドル・円相場は、東京市場では112円31銭から111円86銭まで下落。欧米市場ではドルは112円27銭から111円69銭まで反落し、111円85銭で取引を終えた。 本日16日のドル・円は、112円前後で推移か。米長期金利の低下や予想を下回った米インフレ指標を背景にドル売り・円買い基調が継続。また、北朝鮮情勢をめぐる地政学的リスクの高まりを背景に、リスク回避目的の円買いが強まり、112円前半で伸び悩む可能性も。 米長期金利の低下を受けて、ドル売り・円買い基調が継続している。前週末に発表された9月の米小売売上高や米消費者物価指数が予想を下回る内容となったことから、市場では来年以降の米追加利上げペースが鈍化するとの思惑が広がり、ドル相場は下押されている。 また、米朝間の緊迫化を受けて、比較的安全資産とされる円は買われやすい地合いともなっている。韓国紙は14日、北朝鮮がミサイルを積んだ移動式発射台が格納庫から出たと報じている。16日に開始される米韓演習への対抗措置として、北朝鮮は弾道ミサイルを発射するのではないかとの警戒感が広がっており、市場ではリスク回避の動きが強まりそうだ。日経平均株価が伸び悩んだ場合、ドル・円の上値はやや重くなる可能性がある。 《HT》