マーケット
10/4 15:15
38,635.62
+83.56
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/5 18:18:39
9,260,145
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~「アベノミクス加速」への可能性が相場を押し上げる

2017/10/12 9:00 FISCO
*09:00JST 前場に注目すべき3つのポイント~「アベノミクス加速」への可能性が相場を押し上げる 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:「アベノミクス加速」への可能性が相場を押し上げる ■外資系証券の注文動向:差し引き310万株の売り越し ■前場の注目材料:トクヤマ、半導体に110億円、多結晶シリコンなど増産 ■「アベノミクス加速」への可能性が相場を押し上げる 12日の日本株市場は、政策期待の高まりから堅調な展開が見込まれる。11日の米国市場では、予想を上回る決算が相次いだほか、原油相場の上昇が好感された。FOMC議事録では当局者の大半が年内の利上げについて支持する見方を示した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高の20945円となり、これにサヤ寄せする格好から、日経平均は連日で年初来高値を更新しよう。 昨日の日経平均は7営業日続伸で2012年12月の第2次安倍内閣発足後の最高値である、終値ベースの高値20868.03(2015年6月)を超えた。先物主導によるインデックスに絡んだ資金が断続的に入っており、日経平均を押し上げた。週末にはSQを控えており、SQで節目の21000円を捉えてくるとの見方も出てきている。 また、衆院選の世論調査では与党の優勢が伝わっている。「最も可能性が高い結果」として、連立与党による議席過半数維持を市場が期待しているとみられるなか、これを後押しする調査結果を受けて、「アベノミクス加速」への可能性が相場を押し上げよう。長期的な上値抵抗レベルであり、強弱感が対立しやすいが、北朝鮮を巡る地政学リスクへの警戒などもあって需給を軽くしている面もあってトレンドが強まりやすいだろう。政策に関連する銘柄への物色が一段と強まりやすい。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き310万株の売り越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り830万株、買い520万株、差し引き310万株の売り越しとの観測。 10月 4日(水): 40万株の買い越し 10月 5日(木): 60万株の買い越し 10月 6日(金): 20万株の買い越し 10月 10日(火): 110万株の売り越し 10月 11日(水): 70万株の買い越し ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(22872.89、+42.21) ・ナスダックは上昇(6603.55、+16.30) ・半導体SOX指数は上昇、(1215.19、+7.99) ・日経平均はアベノミクス後の高値更新(20881.27、+57.76) ・NY原油は上昇、(51.30、+0.38) ・シカゴ日経225先物(20945、+75) ・9月工作機械受注、45%増 ・トクヤマ<4043>、半導体に110億円、多結晶シリコンなど増産 ・日本ガイシ<5333>、Noxセンサー増産、140億円投資 ・アステラス薬<4503>、新薬探索で第一三共<4568>、田辺三菱<4508>と協業 ・神戸鋼<5406>、鉄粉製品もデータ改竄、子会社では検査成績書を変造 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:00  営業毎旬報告(10月10日現在、日本銀行) ・10:10  国債買い入れオペ(残存期間5年超10年以下と10年超)(日本銀行) ・11:00  都心オフィス空室率(9月)    3.35 <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 6件
4043 東証プライム
2,877.5
10/4 15:00
+4(0.14%)
時価総額 207,433百万円
化学メーカー。化成品に加え、高純度多結晶シリコン等の電子材料、放熱材料、メガネ関連材料、歯科器材等を製造、販売する。今期3Q累計は半導体関連製品が足踏みとなった一方、セメントや化学品の価格修正が寄与した。 記:2024/04/13
4503 東証プライム
1,728
10/4 15:00
+5.5(0.32%)
時価総額 3,172,352百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
4508 東証1部
2,006
2/26 15:00
-3(-0.15%)
時価総額 1,126,205百万円
三菱ケミカル系の製薬会社。主力は抗リウマチ薬「レミケード」。自己免疫疾患、糖尿病・腎疾患等が重点疾患領域。三菱ケミカルHDがTOB実施。成立なら上場廃止へ。医薬品事業は伸び悩む。20.3期2Qは業績低調。 記:2019/11/26
4568 東証プライム
4,867
10/4 15:00
+31(0.64%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5333 東証プライム
1,894
10/4 15:00
+9(0.48%)
時価総額 601,023百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。自動車関連が堅調。半導体装置関連も回復。NAS電池は独水素製造会社から受注。パワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を大幅に増強へ。 記:2024/07/22
5406 東証プライム
1,730.5
10/4 15:00
+5.5(0.32%)
時価総額 685,877百万円
1905年創業の鉄鋼大手。鋳鍛鋼製品等の素形材、製鉄プラント等のエンジニアリング、油圧ショベル等の建設機械、電力事業等も手掛ける。等方圧加圧装置で世界トップシェア。鉄鋼部門では引き続き価格転嫁を推進。 記:2024/06/18