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【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:北朝鮮リスク時のドル円とNY金価格との関連性!!

2017/9/29 14:06 FISCO
*14:06JST 【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家PIPE-gii:北朝鮮リスク時のドル円とNY金価格との関連性!! 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家PIPE-gii氏が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。 ------------- 2017年9月29日9時 執筆 北朝鮮リスクが高まる前の16年11月22日現在のドル円(117.10)と、16年12月16日のNY金価格(1113.70)とが、ピーク時の安値でした。この時点から足元(2017.9.29)では、ドル円は112.43円辺り、NY金価格は1,290.17辺りと乖離幅が最大時から縮小してきています。米国のFOMC発表後は利上げ観測の高まりとトランプ政策の法人税改革法案の発表で、ドル円は上昇(一時113.28円)しています。NY金は1281.70まで下落し、その後反発しています。地政学リスク要因と米政策の法人税改革法案の不確実性が意識されたと思われます。NY金価格の下落幅は限定的と想定し、リスク要因次第ではボラティリティ幅が拡大するでしょう。NY金は、1300.00辺りが、リスクオン・オフの判断材料になりそうです。リスク要因次第では、NY金が更に上昇することが想定されます。一方のドル円は、北朝鮮がミサイル発射直後(9月14日)に、一瞬107.33円を付け直ちに自律反発し、米政策の法人税改革法案の期待感で一時113.28円まで上昇しています。 今後のドル円動向は、北朝鮮リスク時の下限値108.50円と上限値113.50円と想定しています。リスク要因としては、トランプ政策の米債務上限問題(12月上旬までは回避)と、FRBの政策金利の利上げが、ドル円の変動要因になりそうです。米政府の議会運営次第では、12月初旬には、デフォルトの危機が本年度の最大リスク要因になり、ドル円は108.50円を下回る場面もありそうです。 前回投稿参照 : 2017年9月21日16時 執筆 前々回投稿参照 : 2017年9月5日14時 執筆 ----------- 執筆者:PIPE-gii ブログ:独自総合指数で金融市場を分析する!! ※毎朝8時半前後に更新 《WA》