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米国株見通し:年内利上げ観測拡大で利益確定の動き意識も

2017/9/25 20:40 FISCO
*20:40JST 米国株見通し:年内利上げ観測拡大で利益確定の動き意識も S&P500先物 2498.50(-1.00) (20:30現在) ナスダック100先物 5932.50(-3.25) (20:30現在) 20:30時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは前日比5ドル安程度で推移。欧州市場は、小幅であるが高安まちまちで推移。原油先物相場は小幅に上昇して推移している。これらの流れを受けて、米株式市場はやや利食い優勢の展開から始まろう。 22日の米株式市場はまちまち。トランプ大統領が北朝鮮への経済制裁強化に踏み切り、同国が水爆実験の実施を示唆して挑発するなど、地政学リスクへの警戒感から売りが先行。投資家も様子見ムードとなるなか、引けにかけて下げ幅を縮小した。 NYダウは高値圏での推移が続いている。北朝鮮情勢が重しになるが、高値圏での推移が続く中で需給状況は良好である。ただし、FOMCで年内利上げ観測が再燃するなか、金利上昇傾向から利益確定の流れに向かいやすい面はありそう。ハリケーン被害による経済への影響は一時的として金利見通しを据え置いたことから、FF金利の先物取引から算出される利上げ確率は12月まで63%、18年1月まで64%、3月まで76%と直近1週間で市場の見方が劇的に変化している。やや利食いを意識しておきたいところである。 今週中に税制改革案の枠組みが発表予定であるほか、共和党上院が採決を行うとされる新たなオバマケア改廃案を巡り何らかの発表がなされる可能性もあり、議会動向に注目が集まりそうだ。また、本日はニューヨーク連銀総裁、シカゴ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁が講演を予定しており、発言内容に注視する必要もありそうだ。 《KK》