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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、個人主体の中小型株が中心に

2017/7/24 12:34 FISCO
*12:34JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続落、個人主体の中小型株が中心に 24日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続落、個人主体の中小型株が中心に ・ドル・円は110円95銭、下げ渋り、国内勢の押し目買いで ・値下がり寄与トップはファーストリテ、同2位はファナック ■日経平均は続落、個人主体の中小型株が中心に 日経平均は続落。172.46円安の19927.29円(出来高概算7億7000万株)で前場の取引を終えている。21日の米国市場ではゼネラル・エレクトリックの決算内容が嫌気されたほか、原油相場の下げの影響もあり、利益確定の流れとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比100円安の19980円、円相場は1ドル111円10銭辺りと円高に振れて推移しており、これにさや寄せする格好から売りが先行。その後、前場半ばには一時19901.88円まで下げ幅を広げる場面もみられている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1200を超えており、全体の6割を占めている。セクターでは、繊維、鉄鋼のみが小幅に上昇しており、保険、その他製品、ゴム製品、石油石炭、陸運、銀行、倉庫運輸、証券、金属、医薬品の弱さが目立つ。指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ファーストリテ<9983>、花王<4452>、東エレク<8035>、KDDI<9433>が重石に。 日経平均はマドを空けての下落となり、直近の安値水準での攻防となっている。ボリンジャーバンドでは-2σ水準であり、一先ず下げ渋りが意識される水準。また、一目均衡表では雲上限レベルまで下げてきており、こちらも下げ渋りが意識されやすい水準であろう。一方で、米国ではロシアとの関係をめぐる疑惑が絶えず政権運営は安定しないなか、米政権への不透明感が懸念されている。円相場は111円処での推移と円高傾向にあり、押し目買いも入れづらい状況である。 その中で、決算を手掛かりとした物色のほか、新興市場の中小型株への物色に向かっており、個人の物色意欲の強さが窺える。日経平均が下げ渋りをみせている状況下では、個人主体の中小型株が中心になりそうだ。ただし、日経平均が一段安となるようだと、さすがに中小型株からも資金流出が警戒される面はある。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は110円95銭、下げ渋り、国内勢の押し目買いで 24日午前の東京外為市場で、ドル・円は下げ渋り。ドル売り先行となったが。国内勢の押し目買いが観測された。 ドル・円は、前週からのドル売りの流れが続いた。週明けアジア市場では111円台で寄り付いた後、日経平均株価の前週末比100円超の下げを嫌気したドル売り・円買いが強まった。 想定レンジ下限の110円台に落ち込んだことで国内勢の押し目買いが入ったものの、日本株の大幅安でドルの買戻しは限定的となった。 ランタイムの日経平均先物は軟調地合いが続いており、目先の日本株安継続を警戒したドル売り・円買いの流れに変わりはなさそうだ。 12時25分時点のドル・円は110円95銭、ユーロ・円は129円51銭、ポンド・円は144円40銭、豪ドル・円は87円87銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ゲンキー<2772>、児玉化<4222>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はファナック<6954>。 ■経済指標・要人発言 ・安倍首相 「(加計理事長が)私の地位・立場を利用したことない」 (24日午前の衆院予算委員会の閉会中審査にて) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00  全国スーパー売上高(6月)    -1.8% ・14:00  民生用電子機器国内出荷(6月) <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 7件
2772 東証1部
4,070
12/15 15:00
-30(-0.73%)
時価総額 63,000百万円
北陸中心にドラッグストアチェーンを展開。ドミナントエリア構築で地域シェア拡大に注力。業態別売上は300坪タイプが大幅増。食品が好調。18.6期1Qは2桁増収。17年12月末に持株会社移行に伴い上場廃止。 記:2017/12/16
4222 東証スタンダード
363
10/4 15:00
+8(2.25%)
時価総額 2,853百万円
自動車向け樹脂成形部品のモビリティ事業が主力。洗面化粧台等のリビングスペース事業、各種メディアソフトパッケージ等も手掛ける。25年度売上高225億円目標。モビリティ事業では商圏エリアの拡張などを図る。 記:2024/05/02
4452 東証プライム
7,095
10/4 15:00
+53(0.75%)
時価総額 3,370,125百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
6954 東証プライム
4,154
10/4 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 4,193,658百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(-1.57%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9433 東証プライム
4,687
10/4 15:00
+37(0.8%)
時価総額 10,799,692百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(1.48%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10