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前場に注目すべき3つのポイント~ネットフリックス最高値更新、FANG銘柄の上昇が支援材料になるか

2017/7/19 8:21 FISCO
*08:21JST 前場に注目すべき3つのポイント~ネットフリックス最高値更新、FANG銘柄の上昇が支援材料になるか 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ネットフリックス最高値更新、FANG銘柄の上昇が支援材料になるか ■外資系証券の注文動向:差し引き130万株の買い越し ■前場の注目材料:東京エレク、生産能力倍増、半導体向けエッチング装置 ■ネットフリックス最高値更新、FANG銘柄の上昇が支援材料になるか 19日の日本株市場はこう着感の強い相場展開になりそうだ。18日の米国市場はゴールドマン・サックスの決算が嫌気される一方で、ハイテク株選好の流れとなった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の19970円。円相場は1ドル112円05銭辺りで推移している。米金融株の弱い値動きのほか、円高が重石になる格好から、日経平均は2万円を挟んでの攻防といった展開になろう。 ただし、ハイテク株を選好する流れのなかで、センチメントはそれ程悪化しないとみられる。また、前日の時間外でネットフリックスが上昇していたが、18日の日中取引においても決算評価のほか、投資判断引き上げの動きもあり、最高値を更新している。 米国ではここにきて再びハイテク株の一角が出直りをみせてきているが、リード役である、フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット(グーグル)の「FANG」銘柄の出直りが、日本版FANG銘柄とされる「SUNRISE」銘柄(ソフトバンクG<9984>の「S」、任天堂<7974>の「N」、リクルートHD<6098>の「R」、ソニー<6758>の「S」の4銘柄)を中心に刺激となるようだと、相場の先高期待が高まることも意識されよう。 また、昨日は決算要因ではあるが、中小型株、ゲーム株などに利益確定の動きが強まっていた。日経平均の2万円割れが心理的に影響したようである。資金回転が速く乱高下になりやすい面はあるが、資金回転が速い分、需給面でのシコリを残さないであろう。SUNRISE銘柄の上昇が心理的な下支えとなる展開も意識されそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き130万株の買い越し 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り660万株、買い790万株、差し引き130万株の買い越しとの観測。 07月11日(火):590万株の売り越し 07月12日(水):190万株の売り越し 07月13日(木):100万株の売り越し 07月14日(金):70万株の買い越し 07月18日(火):120万株の売り越し ■前場の注目材料 ・ナスダックは上昇(6344.31、+29.87) ・SOX指数は上昇、インテルやアプライドなど堅調 ・英6月卸売物価指数、前年同月比2.9%増 ・米ネットフリックス、決算受け過去最高値更新 ・米バンカメ、4-6月期純利益10%増 ・NY原油は上昇(46.40、+0.38) ・伊藤忠<8001>、ホテル再参入、開発後は売却、訪日客睨む ・出光興産<5019>、昭和シェル<5002>統合へ一歩、地裁、増資認める判断 ・三井不<8801>、フィリピン進出、現地企業と高層住宅建設 ・東京エレク<8035>、生産能力倍増、半導体向けエッチング装置 ・ヤマトHD<9064>、残業代一斉支給 未払い分 調査開始5か月 ロス商務長官はワシントンでの中国とのイベントで以下のように述べた。 ・「米中貿易関係は、世界の中で最重要」 ・「米中貿易には深刻な不均衡が見られる」 ・「米国市場の規制は、中国市場に比べ少ない」 ・「中国との貿易、投資で、不均衡を是正するとき」 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 10件
5002 東証1部
1,682
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 626,706百万円
石油元売り大手で原油処理量国内第5位。財務体質健全。出光興産と19年4月に株式交換を実施し、経営統合を予定。15か月変則決算。19.3期4Q累計決算は増収・増益。通期営業利益見通しを830億円下方修正。 記:2019/02/15
5019 東証プライム
1,030.5
11/22 15:30
+20(1.98%)
時価総額 1,435,118百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
9,824
11/22 15:30
+288(3.02%)
時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6758 東証プライム
2,948
11/22 15:30
-3.5(-0.12%)
時価総額 18,404,653百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
7974 東証プライム
8,166
11/22 15:30
-37(-0.45%)
時価総額 10,605,103百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,581
11/22 15:30
-4(-0.05%)
時価総額 12,015,051百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(2.16%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(0.92%)
時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(0.35%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(0.42%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17