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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される

2017/7/11 12:22 FISCO
*12:22JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される 11日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される ・ドル・円は114円18銭、小じっかり、日本株高などで114円台を維持 ・MDNT、PATHなどがストップ高 ■日経平均は続伸、円安が安心感につながり下値の固さが意識される 日経平均は続伸。54.65円高の20135.63円(出来高概算6億7000万株)で前場の取引を終えた。10日の米国市場は、イエレン議長の議会証言や4-6月期決算を控えて上値の重い展開となったが、ハイテク株を選好する動きが目立った。シカゴ日経225先物清算値は大阪比45円安の20055円となり、この流れから利食い先行で始まった。しかし、円相場が1ドル114円台前半と円安に振れて推移するなか、日経平均は寄付き水準を安値に、その後はじりじりと上げ幅を広げてきている。 東証1部の値上がり数は1400を超えており、全体の7割を占めている。セクターでは鉱業、情報通信、空運、電気機器、石油石炭、精密機器、ゴム製品が堅調。半面、その他製品、水産農林、電力ガス、その他金融が小安い。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、中外薬<4519>、ファナック<6954>、KDDI<9433>、ソニー<6758>が堅調。 日経平均は5日、25日線を上回っての推移をみせており、2万円固めの展開となっている。指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>が強含みに推移しており、これが日経平均を下支えする格好となり、安心感にもつながっている。価格帯別出来高では20000-20200円で商いが積み上がっていることもあり、強弱感が対立しやすいところであり、戻り待ちの売り圧力も意識されるなか、後場もこう着感の強い相場展開になろう。 ただし、円安が安心感につながり下値の固さが意識されているため、物色意欲は高まりやすい。日経平均がこう着のなか、中小型株での値幅取り狙いの流れが続きそうだ。高値圏にある銘柄等は利食いも出やすいとみられ、同テーマ内での出遅れ銘柄や調整が一巡した銘柄への見直し等に向かいやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は114円18銭、小じっかり、日本株高などで114円台を維持 11日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。日本株高などを背景に上昇し、114円台を維持した。ドル・円は、114円付近で寄り付いた後、安寄りした日経平均株価がプラス圏に切り返すとリスク回避のドル売り・円買いが後退し、ドルは114円26銭まで上昇した。 ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いを維持しており、日本株高継続を期待したドル買い・円売りの流れ。また、米10年債利回りの上昇もドル買いを支援。 ただ、114円台は利益確定売りやポジション調整の売りも観測されており、目先は上値が重そうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは114円04銭から114円26銭、ユーロ・円は129円96銭から130円21銭、ユーロ・ドルは1.1394ドルから1.1400ドルで推移した。 12時18分時点のドル・円は114円18銭、ユーロ・円は130円09銭、ポンド・円は147円03銭、豪ドル・円は86円94銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・MDNT<2370>、PATH<3840>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ■経済指標・要人発言 ・モスコビシ欧州連合(EU)委員 「経済は強く、堅調」 ・クウェートのマルズーク石油相 「OPEC加盟国、非加盟国はリビア、ナイジェリアに原油生産凍結を要請する可能性」 ・米ブラックロック 「最近の債券の下落は大きな何かの始まりに過ぎない」 ・米上院情報特別委員会 「今週からトランプ氏側近の聴取開始(米NBC)」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30  LNGスポット価格調査(6月) <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 7件
2370 東証グロース
46
9/27 15:00
±0(0%)
時価総額 11,570百万円
体細胞や体性幹細胞など特定細胞加工物製造受託、免疫細胞治療用細胞加工受託、再生医療等製品・治験製品の製造受託等を手掛ける。再生医療等製品事業は開発加速で早期の収益化図る。特定細胞加工物の受託拡大に注力。 記:2024/08/02
3840 東証スタンダード
122
9/27 15:00
+2(1.67%)
時価総額 6,540百万円
通信販売会社。ベースメイクやファンデーション、スキンケア等の化粧品や美容関の商品を販売する。店舗販売も行う。再生医療関連にも進出。今期3Q累計は美容関連が好調だった。子会社化した再生医療関連も寄与した。 記:2024/04/12
4519 東証プライム
7,339
9/27 15:00
+197(2.76%)
時価総額 12,322,607百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
6758 東証プライム
2,861
9/27 15:00
-11,379(-79.91%)
時価総額 3,607,956百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6954 東証プライム
4,441
9/27 15:00
+215(5.09%)
時価総額 4,483,398百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
9433 東証プライム
4,769
9/27 15:00
-59(-1.22%)
時価総額 10,988,634百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(2.26%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17