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後場に注目すべき3つのポイント~ 日経平均は反発、中小型株の一角に短期資金が集中

2017/7/3 12:28 FISCO
*12:28JST 後場に注目すべき3つのポイント~ 日経平均は反発、中小型株の一角に短期資金が集中 3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、中小型株の一角に短期資金が集中 ・ドル・円は112円41銭、小じっかり、日本株高で買い先行 ・値上がり寄与トップはソフトバンクG、同2位はダイキンとなった ■日経平均は反発、中小型株の一角に短期資金が集中 日経平均は反発。26.78円高の20060.21円(出来高概算7億6000万株)で前場の取引を終えた。日本銀行が発表した企業短期経済観測調査(短観、6月調査)の大企業・製造業の景況感を示す業況判断指数(DI)はプラス17と、市場コンセンサス(プラス15)を上回り、3期連続で改善した。これが好感されるなか、日経平均は買い先行で始まった。 一方で都議選では自民党が予想以上に苦戦したことから、安倍首相の政策基盤が揺らぐ可能性も考えられ、上値の重石となっている。そのため日経平均は25日線と5日線を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。セクターでは、石油石炭、繊維、鉄鋼、鉱業、水産農林、輸送用機器がしっかり。半面、保険、不動産、証券、その他製品、倉庫運輸が小安い。 都議選での自民党大敗による影響が警戒されたが、一先ず日銀短観の結果に市場が反応しているようである。ただ、日経平均の日中値幅は60円弱であり、手掛けづらさが窺える。出来高も7億台と低水準であるほか、米国市場は4日が独立記念日の祝日で休場となるため、週明け3日の商いも閑散とするとみられ、海外勢のフローも限られよう。そのため、2万円処での底固めの動きが続きそうである。 物色は個人主体による中小型株にシフトしやすく、短期的な値幅取り狙いの売買が続きそうだ。ただ、物色対象に広がりはみられていないため、強い値動きの銘柄等に資金が集中することになりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は112円41銭、小じっかり、日本株高で買い先行 3日午前の東京外為市場で、ドル・円は小じっかり。日経平均株価が小幅高で推移し、ドル買い先行となった。前日行われた東京都議選で自民党が歴史的惨敗を喫したものの、日経平均は小幅高で推移したことで、ドル・円は買い先行となった。日経平均は20000円の大台を維持しており、ドルは底堅い値動きが続いた。 ランチタイムの日経平均先物は上げ幅をやや拡大。目先の日本株高継続を見込んだドル買い・円安が観測された。また、米10年債利回りが2.325%まで上昇し、ドルは本日の高値を上抜け、一時112円44銭まで上昇した。 12時17分時点のドル・円は112円41銭、ユーロ・円は128円29銭、ポンド・円は146円19銭、豪ドル・円は86円28銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・テラ<2191>、ASJ<2351>などがストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値上がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はダイキン<6367>となった。 ■要人発言 ・安倍首相 「国政には一時の停滞も許されないわけであり、内外に課題、問題は山積」 ・ラウテンシュレーガー欧州中央銀行(ECB)理事 「ECBは金融政策を正常なスタンスへと戻す準備を始めるべき」 ・トランプ米大統領 「米国は貿易赤字拡大を継続することはできない」 「米国と韓国は北朝鮮について強固な計画がある」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00  消費者態度指数(6月)  43.9  43.6 <海外> ・14:00  印・製造業PMI(6月)    51.6 《HT》
関連銘柄 4件
2191 東証スタンダード
2
8/22 15:00
-2(-50%)
時価総額 51百万円
樹状細胞ワクチン療法を中心とした癌治療技術を医療機関に提供。医薬品事業、新型コロナ迅速抗体検査キットの販売等も手掛ける。特定細胞加工物の受託製造事業の営業強化。減損損失剥落。22.12期1Qは損益改善。 記:2022/05/27
2351 東証グロース
435
10/2 14:31
-1(-0.23%)
時価総額 3,459百万円
Webサーバー「ASJサーバー」、決済代行サービス「ASJペイメント」、クラウドグループウェア「HotBiz」等を手掛ける。サーバ構築技術等に強み。DX推進支援に加え、新規技術の研究開発などを強化。 記:2024/08/23
6367 東証プライム
20,210
10/2 15:00
+180(0.9%)
時価総額 5,923,834百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
9984 東証プライム
8,476
10/2 15:00
-206(-2.37%)
時価総額 14,603,758百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17