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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、中小型株物色とは言え主力大型株が強くないと盛り上がりに欠ける

2017/6/21 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、中小型株物色とは言え主力大型株が強くないと盛り上がりに欠ける 21日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、中小型株物色とは言え主力大型株が強くないと盛り上がりに欠ける ・ドル・円は111円24銭、下げ渋り、日本株にらみの展開 ・値下がり寄与トップはファーストリテ、同2位は電通となった。 ■日経平均は反落、中小型株物色とは言え主力大型株が強くないと盛り上がりに欠ける 日経平均は4営業日ぶりに反落。46.51円安の20183.90円(出来高概算8億1000万株)で前場の取引を終えている。20日の米国市場は、原油相場の下落が嫌気され、エネルギーセクターを中心に反落となった。シカゴ日経225先物は大阪比30円安の20170円となるなか、利食い先行の展開から始まった。ただし、前日までの上昇で年初来高値を更新していたこともあり、想定内の一服との見方から押し目買い意欲も強く、底堅さが意識されている。 セクターでは、空運、ガラス土石、陸運、ゴム製品、建設がしっかり。半面、鉱業、証券、非鉄金属、銀行、石油石炭、保険、海運が冴えない。売買代金上位では、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、三井住友<8316>、JT<2914>が軟調。一方でトヨタ自<7203>、村田製<6981>、GNI<2160>、アンジェス<4563>が堅調。 日経平均は前日空けたマドを埋める格好の調整であり、5日線は上回っている状況。短期的な過熱感や達成感も意識されやすいところであるため、押し目買い意欲は強そうである。後場は日銀のETF買い入れへの思惑が下支えとなり、より売り込みづらくさせよう。 物色は中小型株に向かいやすく、個人主体での売買が中心になりやすいだろう。ただし、指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>やソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が冴えないほか、日東電<6988>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など値がさハイテク株も弱い。中小型株物色とは言え、主力処が強い動きをみせられないと、物色意欲も盛り上がりに欠けるだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は111円24銭、下げ渋り、日本株にらみの展開 21日午前の東京外為市場で、ドル・円は下げ渋り。日本株の弱含みを背景にややリスク回避的な動きとなった。 ドル・円は、日経平均株価は前日終値を下回って推移したことで、リスク回避的なドル売り・円買いに振れやすい地合いとなった。ただ、日経平均が20000円の大台を維持したことで、ドルの下げは限定的となった。 ランチタイムの日経平均先物が下げ幅をやや拡大しており、日経平均株価の目先の一段安を警戒した動きが広がりやすい。ドルは111円付近では押し目買いも観測されるが、日経平均が20000円台を維持できるか、注目される。 ここまでのドル・円の取引レンジは111円25銭から111円49銭、ユーロ・円は123円88銭から124円13銭、ユーロ・ドルは1.1130ドルから1.1137ドルで推移した。 12時19分時点のドル・円は111円24銭、ユーロ・円は123円88銭、ポンド・円は140円49銭、豪ドル・円は84円24銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・シーシーエス<6669>や沢藤電<6901>などがストップ高 ・タカタ<7312>がストップ安 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は電通<4324>となった。 ・日銀議事要旨(4月26-27日開催分) 「2%の物価安定目標に向けたモメンタムは維持されているが、なお力強さに欠け、引き続き注意深く点検していく必要があるとの見方で一致」 「2%の物価安定目標の実現までなお距離があることを踏まえると、現在の金融市場調節方針のもとで、強力な金融緩和を推進していくことが適切」(多くの委員) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30  全産業活動指数(4月)  1.6%  -0.6% <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 18件
2160 東証グロース
2,916
10/8 15:00
-46(-1.55%)
時価総額 138,475百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
2914 東証プライム
4,288
10/8 15:00
-45(-1.04%)
時価総額 8,576,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
4324 東証プライム
4,598
10/8 15:00
+6(0.13%)
時価総額 1,326,109百万円
国内最大の広告代理店。世界145以上の国・地域で事業展開。メディア確保力、広告企画力などが強み。配当性向35%目標。内部投資で競争力、ケイパビリティの強化を図る。中国などでのコアビジネス再建に注力。 記:2024/07/08
4563 東証グロース
57
10/8 15:00
±0(0%)
時価総額 12,407百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
6669 JQスタンダード
4,095
6/26 14:58
-95(-2.27%)
時価総額 22,187百万円
画像処理用LED照明のトップ企業。半導体など製造業の工場生産ラインで使用される製品検査用画像処理装置向け主体。アグリバイオ向け等も展開。オプテックス傘下。国内外で売上が拡大、18.12期1Qは大幅増収益。 記:2018/06/29
6758 東証プライム
2,810.5
10/8 15:00
-70(-2.43%)
時価総額 17,546,227百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
7,370
10/8 15:00
+179(2.49%)
時価総額 5,646,666百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6901 東証スタンダード
1,068
10/8 15:00
-12(-1.11%)
時価総額 4,616百万円
電装品メーカー。日野自動車が大株主。トラックやバスの電装品やポータブル発電機などを世界100カ国余に輸出。電動化商品の販売増などで電装品事業は売上堅調。売上原価は減少。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/14
6954 東証プライム
4,119
10/8 15:00
-146(-3.42%)
時価総額 4,158,324百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6981 東証プライム
2,792.5
10/8 15:00
-58.5(-2.05%)
時価総額 5,661,635百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
6988 東証プライム
2,434
10/8 15:00
-26.5(-1.08%)
時価総額 1,720,256百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,568
10/8 15:00
-77.5(-2.93%)
時価総額 41,896,887百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7312 東証1部
18
7/26 15:00
-4(-18.18%)
時価総額 1,497百万円
エアバッグやシートベルトが主力の自動車部品メーカー。17.3期は欠陥エアバッグ問題を巡る減損損失や和解金計上などで最終赤字拡大。財務悪化が進む。再建に向けたスポンサーの選定などが難航。継続前提に重要事象。 記:2017/05/31
7974 東証プライム
8,038
10/8 15:00
-49(-0.61%)
時価総額 10,438,870百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
25,460
10/8 15:00
-190(-0.74%)
時価総額 12,007,776百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,093
10/8 15:00
-114(-3.55%)
時価総額 12,138,577百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
9983 東証プライム
50,140
10/8 15:00
-310(-0.61%)
時価総額 15,955,601百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,581
10/8 15:00
-164(-1.88%)
時価総額 14,784,668百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17