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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、金融セクターへの資金シフトが安心感に

2017/6/12 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反落、金融セクターへの資金シフトが安心感に 12日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反落、金融セクターへの資金シフトが安心感に ・ドル・円は110円25銭、もみあい、FOMC控え動きづらい展開 ・値下がり寄与トップはファーストリテ、同2位はソフトバンクG ■日経平均は反落、金融セクターへの資金シフトが安心感に 日経平均は反落。71.46円安の19941.80円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えた。9日の米国市場ではハイテク株の下げが目立つなか、日経平均は利食い先行で始まった。とりわけ半導体のエヌビディアが大幅下落となり、関連性からソフトバンクG<9984>への利益確定の流れが強まるなか、日経平均への重しとなった。 ただし、米FOMCで利上げが確実視されているほか、原油相場の上昇もあり、セクターでは保険や石油石炭が堅調。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、全体の過半数を占めている。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクGのほか、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ファナック<6954>、TDK<6762>が冴えない。 米アップルやエヌビディアなどの下落を受けて、ハイテク株を中心とした関連銘柄への利益確定の動きが目立っている。ただし、売り先行後は下げ渋りをみせていることもあり、センチメントはそれ程悪くないようである。中小型株などは売り一巡後に切り返す動きも目立っており、押し目買い意欲の強さが窺える。 また、金融セクターの一角がしっかりである。米下院は8日、2010年制定の金融規制改革法(ドッド・フランク法)の多くの条項を緩和する「金融選択法案」を可決した。上院では可決に必要な賛成票を得られない見通しで、成立は難しいとみられているが、ハイテクセクターへの利益確定が強まるなか、金融セクターへの資金シフトが安心感にもつながっている。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は110円25銭、もみあい、FOMC控え動きづらい展開 12日午前の東京外為市場でドル・円はもみあい。材料が乏しく、積極的に仕掛けづらい展開となった。ドル・円は、日経平均株価が前週末比100円程度下げた場面では、ややリスク選好的なムードが広がり、110円16銭まで下落。ただ、その後日経平均が下げ幅を縮小したことで、ドルは値を戻す展開となった。 13-14日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に積極的に動きづらいなか、利上げが確実視されドルは売りにくいもよう。日経平均が後場プラス圏に切り返せば、ドルは小幅に上昇しそうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは110円16銭から110円44銭、ユーロ・円は123円43銭から123円75銭、ユーロ・ドルは1.1197ドルから1.1210ドルで推移した。 12時15分時点のドル・円は110円25銭、ユーロ・円は123円54銭、ポンド・円は140円65銭、豪ドル・円は82円97銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ケア21<2373>やアンジェスMG<4563>など12社がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はソフトバンクG<9984>となり、2銘柄で日経平均を約64円押し下げ。 ・4月機械受注 前月比-3.1%(予想:+0.5%、3月:+1.4%) ・5月企業物価指数 前年比+2.1%(予想:+2.1%、4月:+2.1%) ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・15:00  工作機械受注(5月)    34.7 % <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 7件
2373 東証スタンダード
439
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-1(-0.23%)
時価総額 6,517百万円
関西中心に訪問介護事業、有料老人ホーム事業を手掛ける。認知症グループホームや認可保育所、ダイニング事業等も展開。中計では26.10期売上高480億円目指す。新エリアへの継続出店で展開エリアの拡大図る。 記:2024/05/06
4563 東証グロース
55
10/11 15:00
-1(-1.79%)
時価総額 11,972百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
6762 東証プライム
1,887
10/11 15:00
-12(-0.63%)
時価総額 3,668,064百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(0.41%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(6.09%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17