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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、FOMC控え円安傾向なら先高観は高まる

2017/6/9 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、FOMC控え円安傾向なら先高観は高まる 9日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、FOMC控え円安傾向なら先高観は高まる ・ドル・円は110円29銭、上昇基調、日本株高継続に期待 ・買取王国やコーセーアールイなど9社がストップ高 ■日経平均は反発、FOMC控え円安傾向なら先高観は高まる 日経平均は反発。180.64円高の20089.90円(出来高概算13億4000万株)で前場の取引を終えた。注目されたコミーFBI前長官の議会証言のほか、英国総選挙についてはいずれも想定内となるなか、アク抜けの流れとなっている。来週13-14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通り利上げが実施される可能性が高く、円相場は1ドル110円台を回復してきたことも安心感につながっている。 セクターでは銀行が上昇率トップ。水産農林、その他製品、情報通信、不動産、パルプ紙、証券が堅調。一方で、精密機器、陸運、医薬品、食料品が小安い。東証1部の値上がり数は1100を超えており、全体の過半数を占めている。 メジャーSQに絡んだ商いでは、225型が買い越し、TOPIXが売り越しといった格好となり、SQ値は概算で19997.63円と観測されている。寄付き直後はSQ値が抵抗となる格好から、225先物は一時19900円を下回る場面もみられた。しかし、10時頃から一気に2万円を回復するなか、短期筋の買い戻し等も誘った格好だろう。 週末要因から大引けにかけてポジション調整が意識されそうだが、来週のFOMCでの利上げが確実視されるなか、改めて円安に振れてくるようだと、一段の上昇が見込まれる。また、日経平均の2万円処での底堅さが意識されてくるようだと、先高観は一段と高まるだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は110円29銭、上昇基調、日本株高継続に期待 ドル・円は上昇基調が続き、一時110円35銭まで上昇。本日の高値を上抜けた。ランチタイムの日経平均先物は堅調な値動きを維持しており、目先の日本株高継続を期待したドル買い・円売りの流れ。ただ、他に材料が乏しいため、ドルの極端な上昇は想定しにくい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は109円77銭から110円35銭、ユーロ・円は122円82銭から123円54銭、ユーロ・ドルは1.1179ドルから1.1237ドルで推移した。 12時18分時点のドル・円は110円29銭、ユーロ・円は123円45銭、ポンド・円は140円56銭、豪ドル・円は83円07銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・買取王国<3181>やコーセーアールイ<3246>など9社がストップ高 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ・ドラギECB総裁 「成長リスク評価を上方修正、「概ね均衡」」 「QEは各月600億ユーロで12月まで継続へ」 「QEはECBが持続的なインフレの上昇を確認するまで継続へ」 「必要とあれば利下げも可能」 「もし、リスクが再燃すれば利下げも」 「ECBは金利の正常化を協議しなかった」 「ECBは長期にわたり市場に残ることになるだろう」 「原油価格が変更されたほかに、インフレに大幅な修正は見られない」 ・黒田日銀総裁 「物価安定目標の達成になお距離がある」 「すでにデフレはなくなっている」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:30  第3次産業活動指数(4月)  0.5%  -0.2% ・13:30  LNGスポット価格調査(5月) <海外> ・15:00  独・貿易収支(4月)  250億ユーロ  253億ユーロ ・15:00  独・経常収支(4月)    302億ユーロ 《HT》
関連銘柄 2件
3181 東証スタンダード
726
10/15 14:00
-7(-0.95%)
時価総額 2,630百万円
総合リユースショップ「買取王国」を展開。愛知県地盤。プロ向け専門店「工具買取王国」なども。ファッション商材の売上比率が高い。新しいPOSシステムは25.2期下期に開発完了予定。買取効率の向上等に注力。 記:2024/08/02
3246 東証スタンダード
697
10/15 15:00
+3(0.43%)
時価総額 7,226百万円
マンションディベロッパー。福岡中心にファミリーマンションや資産運用型マンション、賃貸管理などを手掛ける。資産運用型マンション販売事業は好調。法人税等の減少などにより、24.1期通期は最終増益確保。 記:2024/04/15