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今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆123円前後で推移
2017/6/9 8:46
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*08:46JST 今日の為替市場ポイント:◆ユーロ編◆123円前後で推移 ユーロ・ドルは、1.0458ドル(2015/3/16)まで下げた後、一時1.1714ドル(2015/8/24)まで反発したが、1.0524ドル(2015/12/03)まで反落。1.1616ドル(2016/05/03)まで戻した後に1.0341ドル(2017/01/03)まで下落したが、仏大統領選の結果を受けて1.1023ドル(2017/05/08)まで反発。ユーロ・円は、128円22銭(2016/3/31)まで買われた後、英国民投票でEUからの離脱が決定し、一時109円57銭(2016/06/24)まで急落。その後124円10銭(2016/12/15)から114円85銭(2017/04/17)の範囲内で推移したが、欧州政治不安の払拭やトランプ政権の不確実性への懸念で125円82銭(2017/05/16)まで戻している。 本日のユーロ・円は、123円前後で推移か。欧州中央銀行(ECB)はインフレ見通しを引き下げたことから、金融緩和策の早期解除の思惑は後退した。リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りはやや抑制されるとみられており、この影響でユーロは123円台後半で上げ渋る状態が続く見込み。 【ユーロ売り要因】 ・ギリシャ債務問題への懸念が再浮上 ・ユーロ圏と米国の金利差拡大観測 ・ECBによる早期の金融緩和策解除に対する懐疑的な見方 【ユーロ買い要因】 ・メルケル首相はユーロ安を懸念 ・ECBによる早期の金融緩和策解除の可能性残る ・トランプ政権の不確実性に対する懸念強まる 《HT》
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