マーケット
9/20 15:15
37,723.91
+568.58
42,063.36
+457.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/22 16:44:34
9,066,429
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は上昇、トランプ政権の政治混乱リスク警戒もショートカバー優勢か

2017/5/25 12:27 FISCO
*12:27JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は上昇、トランプ政権の政治混乱リスク警戒もショートカバー優勢か 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は上昇、トランプ政権の政治混乱リスク警戒もショートカバー優勢か ・ドルは111円57銭、小動きも株高持続で下げ渋り ・エムアップなどがストップ高 ■日経平均は上昇、トランプ政権の政治混乱リスク警戒もショートカバー優勢か 日経平均は上昇。106.12円高の19849.10円(出来高概算8億5000万株)で前場の取引を終えた。注目されていたFOMC議事録では、関係者の多くが年内のバランスシート縮小を支持したほか、早期の追加利上げが適切との見方を示したことが明らかとなった。NY市場はこれが好感されたが、為替市場では円安に振れる流れは強まらず、小幅に反落して始まった。ただ、その後は指数インパクトの大きいソフトバンクG<9984>、ファナック<6954>が上げ幅を拡大する中、日経平均はプラスに転じ、上げ幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000銘柄を超えており、過半数を占めている。セクターでは、情報通信、倉庫運輸、電力ガス、陸運、建設、海運、不動産が堅調。一方で、鉱業、鉄鋼、食料品、繊維、化学が小安い。売買代金上位ではソフトバンクGのほか、任天堂<7974>、日本電産<6594>、エムアップ<3661>、ファナック、東エレク<8035>が堅調。半面、JT<2914>、ホンダ<7267>、Vテク<7717>が小安い。 日経平均は利食い先行で始まったが、5日線を支持線に切り返しをみせている。足元のもち合いレンジである19700-20000円処を捉えてきており、価格帯別出来高の商いが積み上がっている水準を上回っている。直近の急落部分を完全に吸収するなか、ショートカバーも入りやすいだろう。 米国ではトランプ政権の政治混乱リスクへの警戒が根強いものの、米国市場はそれ程神経質な値動きをみせていないため、一先ず買い戻しが入りやすい面もありそうだ。また、CIA前長官は、下院情報特別委員会でロシア政府が大統領選に干渉した疑惑をめぐる調査に関する公聴会で証言し、トランプ陣営がロシア政府関係者と接触していた「十分な根拠」があると認めた。FBIのコミー前長官は、30日以降に上院情報委員会の公聴会で証言する予定でもあり、慎重姿勢は崩せないだろうが、需給面では上昇が意識されやすい。また、ソフトバンクGの強い値動きにより、中小型株は次第に利益確定の流れに向かいつつある。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドルは111円57銭、小動きも株高持続で下げ渋り 25日午前の東京市場でドル・円は小動き。111円49銭から111円70銭で推移。仲値時点にかけてドル買いがやや優勢となった。ドルは111円70銭まで買われた後は、やや伸び悩んでいるが、日経平均株価は106円高で午前中の取引を終えており、株高持続を意識して円売りが縮小する可能性は低いとみられる。112円近辺には顧客筋のドル売り注文、111円近辺には短期筋のドル買い興味が残されており、目先的にドルは111円50銭前後でもみあう展開が予想されている。午前中のドル・円の取引レンジは111円49銭から111円70銭。 12時20分時点のドル・円は111円57銭、ユーロ・円は125円45銭、ポンド・円は144円85銭、豪ドル・円は83円78銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・フライングG<3317>やエムアップ<3661>などがストップ高 ・Fプラネット<7853>がストップ安 ※一時ストップ高・安(気配値)を含みます ■要人発言・経済指標 ・ロシアAPEC研究センター所長「米国はWTOや多角的貿易体制を支持していない」 ・米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(5月2-3日開催分) 「最近の弱含みの経済指標が一過性であるとの証拠を待つのが賢明」 「FRB当局者は弱含みが過ぎ去ると予想、その通りならまもなく利上げが適切になると想定」 「スタッフが提示した緩やかなバランスシート縮小計画にほぼ全員が前向きな見解示す」「バランスシート縮小案を近く発表することで合意、年内開始が適切」 「大半の当局者は最近の弱いインフレが一時的と判断、一部は目標への進展鈍化を懸念」 ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁 「非伝統的な政策手段による副作用は抑制されている」 「ECBが政策指針から逸脱する理由はない」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・13:25  森金融庁長官がコロンビア大学ビジネススクール主催のイベントで講演 <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 11件
2914 東証プライム
4,094
9/20 15:00
+1(0.02%)
時価総額 8,188,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3317 東証スタンダード
2,550
9/20 0:00
-2,550(-100%)
時価総額 3,695百万円
北関東を中心に郊外型レストラン「フライングガーデン」を展開。爆弾ハンバーグが目玉商品。58店舗展開。外食需要の改善等で来店数が増加。光熱費負担は軽減。24.3期3Qは増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/15
1,312
9/20 15:00
-4(-0.3%)
時価総額 47,883百万円
ファンクラブサイトの運営やデジタルコンテンツの配信、音楽映像商品の販売等を行うコンテンツ事業が主力。電子チケット事業、アパレル事業等も。「Fanpla Kit」でファンクラブのプラットフォーム化を進める。 記:2024/08/27
6594 東証プライム
5,877
9/20 15:00
+67(1.15%)
時価総額 3,504,361百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6954 東証プライム
3,965
9/20 15:00
+140(3.66%)
時価総額 4,002,854百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7267 東証プライム
1,556.5
9/20 15:00
+13(0.84%)
時価総額 8,458,465百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7717 東証プライム
2,534
9/20 15:00
+48(1.93%)
時価総額 25,487百万円
光配向膜露光装置などのFPD装置事業、半導体・フォトマスク装置事業を手掛ける。シリコンウェーハ用検査装置で高シェア。トマトを軸とするアグリビジネスも。半導体・フォトマスク装置事業は受注残高が増加。 記:2024/06/17
1
5/26 15:00
±0(0%)
時価総額 70百万円
かつて外食ブランドや店舗を運営し、傘下にキューズダイニングやセルフサービス型ソフトクリームショップなどがあった。4月28日付で上場廃止を決定。6月7日、東京地方裁判所は関連会社5社と共に破産開始を決定。 記:2017/06/18
7974 東証プライム
7,670
9/20 15:00
-3(-0.04%)
時価総額 9,960,952百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
24,245
9/20 15:00
+1,225(5.32%)
時価総額 11,434,742百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
8,563
9/20 15:00
+158(1.88%)
時価総額 14,753,655百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17