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*21:11JST 米国株見通し：ハイテク企業などの好決算から先高期待根強い S&P500先物　2392.25（-3.00）　（20：55現在） ナスダック100先物　5664.75（-10.75）　（20:55現在） 20:55時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは20ドル安程度で推移。欧州市場はユーロストックは小安いが、その他は概ね堅調に推移している。原油先物相場は小高く推移している。 10日の米株式市場はまちまち。トランプ大統領がFBI長官を解任したことで、政権運営への不透明感が強まり売りが先行。原油相場の上昇に伴い株式相場も緩やかに上昇したものの、上値の重い展開となった。 NYダウは高値圏でのもち合いが続いている。トランプ政権に対する不透明感が強まっているが、一方でハイテク企業を中心とした好決算から、先高期待は根強い。昨日はグラフィック用半導体のエヌビディアが決算評価から17％超の上昇をみせていた。引き続きハイテクセクターの動向が注目される。 また、ボラティリティ指数が歴史的な低水準となるなど、リスク選好の需給状況になってきている。欧州のほか、アジアの株式市場も軒並み強い動きをみせている。原油相場の落ち着き等、商品市況の強さもみられてきており、先高観は強そうである。 《KK》