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後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、想定内のこう着、先高観は強い

2017/5/10 12:25 FISCO
*12:25JST 後場に注目すべき3つのポイント~日経平均は反発、想定内のこう着、先高観は強い 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は反発、想定内のこう着、先高観は強い ・ドル・円は113円72銭、戻りの鈍い展開、日本株一段高への期待後退 ・ワンダーCO.やポラテクノなど7社がストップ高 ■日経平均は反発、想定内のこう着、先高観は強い 日経平均は反発。60.06円高の19903.06円(出来高概算10億8000万株)で前場の取引を終えた。9日の米国市場は、複数の主要企業決算が好感されたほか、欧州の政治リスクが後退したことが好感され買いが先行。しかし、原油相場の下落が重しとなった。ただ、シカゴ先物が大阪比65円高の19955円だったほか、円相場が1ドル114円台に乗せる場面もみられるなか、反発して始まった。 その後はこう着感の強い相場展開となっているが、19900円を挟んでの底堅い展開。東証1部の騰落銘柄は、値上がり数が1000を超えており、過半数を占めている。セクターでは、鉄鋼、情報通信、非鉄金属、電力ガス、機械、電気機器が堅調。半面、金属製品、水産農林、ガラス土石、陸運、不動産が利食い優勢に。 日経平均は2万円を目前にこう着となっているが、決算発表が本格化する中では想定されていたことであり、その中でもプラス圏で推移することで先高観が強いだろう。足元の急ピッチの上昇に対する過熱警戒感もあるが、押し目買い意欲は相当強そうである。また、韓国大統領選で、文在寅(ムン・ジェイン)氏が当選し、北朝鮮に融和姿勢を示すことで注目されるなか、北朝鮮が6回目の核実験を近く実施するとの報道から手掛けづらさはあるが市場は冷静である。 上値追いは慎重であろうが、先高観が強い中では、指数インパクトの大きい値がさ株のほか、決算を手掛かりとした日替わり物色に値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は113円72銭、戻りの鈍い展開、日本株一段高への期待後退 10日午前の東京外為市場では、ドル・円は戻りの鈍い展開。日経平均株価の一段高への期待が後退し、ドル買いは弱まった。 ドル・円は前日海外市場で114円台を回復。今日のアジア市場では113円半ばで寄り付いた後、日経平均の節目20000円回復を期待したドル買い・円売りの流れが続いた。ただ、日本株の上値が重く、ドルの戻りも限定的となった。 ランチタイムの日経平均先物がマイナス圏に転落し、日本株高継続への期待はやや後退。ドル買い・円売りの流れがやや弱まったようだ。ただ、米6月利上げ観測を背景にドルの上昇基調に変わりはなく、目先もドルは113円後半を維持する見通し。 ここまでのドル・円の取引レンジは113円63銭から114円06銭、ユーロ・円は123円75銭から124円12銭、ユーロ・ドルは1.0870ドルから1.0898ドルで推移した。 12時20分時点のドル・円は113円72銭、ユーロ・円は123円87銭、ポンド・円は147円24銭、豪ドル・円は83円64銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ワンダーCO.<3344>やポラテクノ<4239>など7社がストップ高。 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・駐英北朝鮮大使 「さらなる核実験の準備」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00  国債・借入金・政府保証債務残高(3月末) ・14:00  景気動向指数(3月) <海外> ・特になし 《HT》
関連銘柄 2件
3344 JQスタンダード
540
3/29 14:55
-8(-1.46%)
時価総額 4,082百万円
エンターテイメント商材をメインに扱う小売り。RIZAP傘下で再編中。21.3期3Q累計は本やゲームなどの販売が好調。不採算店閉鎖も効き増益に。今4月にRIZAP傘下のジーンズメイト、ハピンズと経営統合へ。 記:2021/02/13
4239 JQスタンダード
991
11/7 15:00
±0(0%)
時価総額 41,077百万円
日本化薬子会社で液晶ディスプレイ偏光フィルムや車載用パネルが主力。電子ディスプレイの設計や指紋認証技術も事業領域。X線分析装置用部材が拡大中。光学フィルム事業に注力。在庫調整長引き、1Qは利益足踏み。 記:2019/09/12