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*14:56JST ユーロ週間見通し：強含みか、仏大統領選でマクロン候補勝利の予想 ■堅調推移、仏大統領選でマクロン候補が1位予想 先週のユーロ・ドルは堅調推移。メイ英首相の総選挙前倒し実施の表明を受けて、ポンドが急反発し、ユーロも追随して買われた。23日に行われる仏大統領選でマクロン候補が第一位で決選投票進出を決めるとの観測もユーロ買い材料となったようだ。取引レンジ：1.0603ドル-1.0778ドル。 ■強含みか、仏大統領選でマクロン候補は決選投票進出へ 今週のユーロ・ドルは強含みか。仏大統領選の第1回投票で中道系独立候補のマクロン前経済相の決選投票進出が決まった場合、ユーロ買いが強まろう。トランプ米大統領のドル高けん制発言や追加利上げに批判的であることもユーロ買い材料となる。ただし、大方の予想に反してマクロン氏が決選投票に進めなかった場合はユーロ売り・ドル買い優勢の展開に。 予想レンジ：1.0550ドル−1.0950ドル ■対円レートは上昇、リスク回避の円買い縮小 先週のユーロ・円は上昇。23日に行われる仏大統領選でマクロン候補の決選投票進出が有力視されており、ユーロ買い・米ドル売りが増えたことが要因。地政学的リスク増大に対する警戒感はやや低下し、リスク回避の円買いは縮小したことも影響したようだ。取引レンジ：114円85銭-117円82銭。 ■強含みか、仏大統領選でマクロン候補勝利の予想 今週のユーロ・円は強含みか。仏大統領選の第1回投票で中道系独立候補のマクロン前経済相が1位になった場合、5月7日の決選投票で大統領に当選する可能性が大幅に高まることから、ユーロ買い・円売りが優勢となる見通し。予想に反してマクロン氏が敗退した場合、フランスの欧州連合（EU）離脱への警戒でユーロ売り・円買いが強まりそうだ。欧州中央銀行の金融政策は現状維持が予想されているが、金融緩和策長期化への思惑が後退した場合はユーロ買いが優勢となりそうだ。 ○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・27日：欧州中央銀行が金融政策発表（現状維持の予想） ・28日：4月消費者物価コア指数（前年比予想：+0.9％、3月：+0.7％） 予想レンジ：116円00銭-119円00銭 《FA》