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*19:57JST 米国株見通し：有力金融機関などの決済に期待 S&P500先物　2336.50（-8.50）　（19：45現在） ナスダック100先物　5378.50（-16.75）　（19:45現在） 19:45時点のグローベックスの米株先物はS&P500先物、ナスダック100先物は小安く推移している。また、NYダウは50ドル安程度で推移。欧州はイースターマンデーの祝日明けで参加者が増えるが、メイ英首相が健康問題で辞任する可能性との一部報道が伝わり、軒並み下落して推移している。原油先物相場は小安く推移している。 17日の米株式市場は上昇。NYダウが180ドルを超す上昇となった。先週末にかけて地政学的リスクが高まっていた反動から、金融やハイテクセクターを中心に買い戻しが入っている。また、本格化する決算への期待感なども高まったようである。 決算発表が本格化するなか、本日はチャールズ・シュワブ、J&J、BofA、ゴールドマン・サックス、IBM等の決算が予定されている。先週13日に発表されたJPモルガン、シティの決算はコンセンサスを上回っていたこともあり、ゴールドマン・サックス辺りが想定以上の結果ともなれば、市場に安心感を与える可能性がある。地政学リスクがやや和らいでいることもあり、市場の関心が決算に向かうかが注目されるところである。 もっとも、欧州の不安定な値動きのほか、原油相場も弱含みに推移しているため、前日の上昇に対する利益確定が警戒される。NYダウは25日線に上値を抑えられていることもあり、25日線に跳ね返される格好ともなると、調整色が強まる可能性が高まりそうだ。 《KK》