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後場に注目すべき3つのポイント~北朝鮮に関連する一部メディア報道が危機感を強める格好にも

2017/4/13 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~北朝鮮に関連する一部メディア報道が危機感を強める格好にも 13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・北朝鮮に関連する一部メディア報道が危機感を強める格好にも ・ドル・円は108円86銭、弱含み、米大統領のドル高けん制発言で ・値下がり寄与トップはソフトバンクG、同2位はファナックとなっている ■北朝鮮に関連する一部メディア報道が危機感を強める格好にも 日経平均は大幅に続落。212.17円安の18340.44円(出来高概算9億7000万株)で前場の取引を終えている。12日の米国市場は、シリアや北朝鮮の地政学的リスクの上昇を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まり、売り先行の展開。北朝鮮を訪れている外国人記者は13日に「大きく重要な出来事」に備えるよう通知を受けたと、ロイター通信が伝えている。その他、トランプ米大統領はドルが「強くなり過ぎている」とし、FRBが低金利を維持するのが好ましいとの見解を示したと伝えられ、円相場は一時1ドル108円台に突入している。この流れを受け、日経平均は18400円を下回って始まると、その後は一時18304.72円まで下げ幅を広げている。 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1500を超えており、全体の8割近くを占めている。セクターでは鉄鋼、鉱業、石油石炭、卸売、非鉄金属、保険、海運などの下げが目立つ。一方で電力ガス、水産農林が小幅に上昇。売買代金上位では軒並み下落する銘柄が目立つなか、シャープ<6753>、アエリア<3758>が上昇。連日で活況が伝えられていた防衛関連については、軒並み利益確定の流れが目立っている。 日経平均は下へのバイアスが強まってきているが、価格帯別出来高では商いの薄いところであるほか、模様眺めムードのなかでインデックスに絡んだ商いで下に走りやすい面はあるだろう。北朝鮮に関連する一部メディア報道が危機感を強める格好にもなっており、リスク回避の流れがこれまで以上に強く感じられる。まずはリスク回避の払拭が待たれるなか、模様眺めムードの強い相場展開が続きそうである。 日銀のETF買い入れによる下支えが意識されそうだが、それ以上に戻り待ちの売り圧力には警戒しておく必要があろう。また、資金の逃げ足が速く、イレギュラー的な価格形成になりやすい点は注視しておく必要があろう。週末は欧米市場が休場になることもあり、海外勢のポジション圧縮の動きも前倒しで強まりそうだ。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は108円86銭、弱含み、米大統領のドル高けん制発言で 13日午前の東京外為市場では、ドル・円は弱含み。トランプ米大統領がメディアとのインタビューでドル高をけん制したことで、ドル売り・円買いが強まった。 ドル・円は、シリア情勢や北朝鮮リスクなど国際情勢への懸念も加わり、前日海外市場では109円を割り込んだ。今日のアジア市場ではその流れを受け継ぎ、日経平均株価の大幅安を手がかりにドル売り・円買いの動きが続いた。 昼にかけては108円70銭付近の200日移動平均線が意識され、下げ渋る展開となった。ただ、ランチタイムの日経平均先物は軟調地合いで、目先の日本株安継続への警戒からドルの一段安が想定される。 ここまでのドル・円の取引レンジは108円73銭から109円11銭、ユーロ・円は115円99銭から116円37銭、ユーロ・ドルは1.0660ドルから1.0673ドルで推移した。 12時10分時点のドル・円は108円86銭、ユーロ・円は116円17銭、ポンド・円は136円77銭、豪ドル・円は82円48銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・メドレックス<4586>、オービス<7827>など3社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下がり寄与トップはソフトバンクG<9984>、同2位はファナック<6954>となっている。 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・08:50  マネーストック(3月、日本銀行) ・11:00  都心オフィス空室率(3月)    3.7 <海外> ・10:30  豪・失業率(3月)  5.9%  5.9% 《SK》
関連銘柄 6件
3758 東証スタンダード
260
10/11 15:00
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時価総額 6,149百万円
スマホ向けゲーム開発、キャラクターグッズの販売等を行うコンテンツ事業、不動産賃貸・売買等を行うアセットマネージメント事業が柱。ITサービス事業も展開。モバイルコンテンツの開発、配信、運営の強化図る。 記:2024/08/29
4586 東証グロース
92
10/11 15:00
-4(-4.17%)
時価総額 4,043百万円
経皮吸収型製剤技術に強みを持つ創薬ベンチャー。香川県東かがわ市に本社。帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」などが主要パイプライン。貼付剤パイプラインのほか、マイクロニードルの研究開発等も行う。 記:2024/08/19
6753 東証プライム
977.4
10/11 15:00
-13.5(-1.36%)
時価総額 635,708百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6954 東証プライム
4,079
10/11 15:00
+8(0.2%)
時価総額 4,117,942百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7827 東証スタンダード
1,648
10/11 15:00
-4(-0.24%)
時価総額 2,891百万円
木製梱包用材やプレハブハウスを製造。太陽光システム施工も。24.10期1Qは中国経済低迷で輸出向け梱包用材が振るわず。受注確保優先のプレハブハウスは2Qに多くの引渡しを予定。今年3月に鉄骨加工会社を買収。 記:2024/04/12
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(-0.96%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17