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後場に注目すべき3つのポイント~後場からの弱い動きを見極めたいところ

2017/4/10 12:31 FISCO
*12:31JST 後場に注目すべき3つのポイント~後場からの弱い動きを見極めたいところ 10日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・後場からの弱い動きを見極めたいところ ・ドル・円は111円45銭、買い一服、日本株の上げ渋りで ・ペプチドリーム、オービスなど6社がストップ高 ■後場からの弱い動きを見極めたいところ 日経平均は続伸。122.09円高の18786.72円(出来高概算9億3000万株)で前場の取引を終えた。7日の米国市場は小幅安となったが、シカゴ日経225先物清算値は大阪比75円高、円相場は1ドル111円30銭辺りとやや円安に振れて推移するなか、これにサヤ寄せする格好から買いが先行。米中首脳会談では、貿易、北朝鮮問題などで両国の意見が一致する兆しが見えないまま閉幕した。首脳会談の合意内容次第では北朝鮮が挑発的な行動に出るとの懸念が強かったこともあり、一先ず落ち着きをみせている。 ただし、11日に北朝鮮が最高人民会議、15日には北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、地政学リスクが上値の重しとなる状況は変わらず、日経平均は18800円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。セクターでは鉄鋼、非鉄金属、輸送用機器、機械、繊維が堅調。半面、水産農林、鉱業、石油石炭、食料品が小安い。東証1部の騰落銘柄は、値上り数が1300を超えており、7割近くを占めている。 日経平均は買い先行で始まり、上値を抑えられていた5日線を突破してきている。週足についても26週線を捉えており、一先ず落ち着きをみせている。ただし、両線とも明確に支持線に変えてくるには見極めが必要であり、強弱感が対立しやすいところであろう。TOPIXはプラス圏で前場の取引を終えたこともあり、日銀のETF買い入れは期待しづらいところ。先週も目立っていた後場からの弱い動きについても見極めが必要であり、短期筋の売り仕掛け的な動きには注意しておきたいところである。 一方で、物色対象は絞り切れておらず、東証2部の弱さも気掛かりではある。シャープ<6753>の下げが影響しているものの、個人主体で物色資金が向かっていたこともあり、他の中小型株の動向にも影響を与える可能性は意識される。とはいえ、直近IPO銘柄等の一角に動意がみられており、決算を手掛かりとした物色も目立つ。積極的な上値追いは慎重だろうが、個人の物色意欲は旺盛である。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■ドル・円は111円45銭、買い一服、日本株の上げ渋りで 10日午前の東京外為市場では、ドル・円は買い一服。日本株は朝方から堅調地合いとなったが、上げ渋ったことでドル買いはやや弱まった。ドル・円は、前週行われた米中首脳会談や米3月雇用統計などイベント・リスクが後退。日経平均株価の堅調地合いを手がかりに111円02銭から111円58銭まで上昇した。その後は買い一服となり、111円40銭台で推移。 ランチタイムの日経平均先物は上げ幅を縮小し、目先日本株の伸び悩みが想定されている。このため、ドル買い・円売りはやや弱まる可能性はああるが、日本株がプラス圏を維持すれば、ドルは111円台での取引が続きそうだ。 ここまでのドル・円の取引レンジは111円02銭から111円58銭、ユーロ・円は117円54銭から118円01銭、ユーロ・ドルは1.0574ドルから1.0589ドルで推移。 12時28分時点のドル・円は111円45銭、ユーロ・円は117円90銭、ポンド・円は137円96銭、豪ドル・円は83円41銭で推移している。 (為替・債券アナリスト 吉池威) ■後場のチェック銘柄 ・ペプチドリーム<4587>、オービス<7827>など6社がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・2月経常収支:+2兆8136億円(予想:+2兆5108億円、1月:+655億円) ・黒田日銀総裁 「物価2%上昇の実現目指し、安定持続に必要な時まで緩和を継続」 ☆後場の注目スケジュール☆ <国内> ・14:00  地域経済報告(4月、日本銀行) <海外> ・特になし 《SK》
関連銘柄 3件
4587 東証プライム
2,740
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+19.5(0.72%)
時価総額 356,227百万円
東京大学発の創薬ベンチャー。創薬開発事業、放射性医薬品の研究開発、製造・販売等を行う放射性医薬品事業を展開。ペプチド創薬開発プラットフォームなどが強み。Novartis社とペプチド創薬における提携を拡大。 記:2024/08/26
6753 東証プライム
977.4
10/11 15:00
-13.5(-1.36%)
時価総額 635,708百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
7827 東証スタンダード
1,648
10/11 15:00
-4(-0.24%)
時価総額 2,891百万円
木製梱包用材やプレハブハウスを製造。太陽光システム施工も。24.10期1Qは中国経済低迷で輸出向け梱包用材が振るわず。受注確保優先のプレハブハウスは2Qに多くの引渡しを予定。今年3月に鉄骨加工会社を買収。 記:2024/04/12